2016年7月2日(土)

DD2号  スマホ台の製作 − その2

前回のレポートでは、とりあえずスマホ台を作ってスマホを車に置けるようにしたのだが、その電源は写真1のようにシガーソケットから取っていた。


写真1 スマホ台の電源

写真のように、ケーブルは出たままだし灰皿の蓋も開いたままだ。このままではちょっと見苦しいので、電源を別に取って配線を見えなくしてみよう。Qiの充電器はMicroUSBの5V電源駆動なので、車両の+12V電源を+5V電源に変換するために写真2のようなUSBメスソケット付のDC-DCコンバータを購入した。価格は123円(送料込み)であった。


写真2 DC-DCコンバータ

このDCコンバータに写真3のような配線をハンダ付けし、配線のもう一方の端にギボシ端子を付ける。


写真3 配線をハンダ付けしたところ

これでOKだ。回路がどこかに接触してショートするのを防ぐため、写真4のようにビニールテープを巻いておく。


写真4 ビニールテープを巻いたところ

前回のレポートで製作したスマホ台を磁石から外して裏側を見てみると、写真5のように基板にMicroUSBケーブルが接続されているのがわかる。用意したDC-DCコンバータの出力をUSB-MicroUSBケーブルでこの基盤に接続してやればいい。


写真5 スマホ台の裏

それでは早速センターコンソールの分解だ。手順はこのレポートを参照してほしい。内装を養生して写真6まで分解した。


写真6 センターコンソールの分解

さらに、イグニッションONで導通する電源に接続すために、写真7のように運転席足元のパネルを外す。外し方は、このレポートを参照のこと。


写真7 足元パネルを外したところ

ここには、このレポートで増設した+12V電源があるので、写真8のように用意したDC-DCコンバータを接続し、さらにUSB-MicroUSBケーブルを接続する。


写真8 DC-DCコンバータの接続

このケーブルのもう一方の端は、写真9のようにセンターコンソールにあるエアコンの吹き出し口から外に出す。


写真9 MicroUSBケーブル

さらに、このMicroUSBケーブルを写真10の赤矢印のところから外に出す。


写真10 MicroUSBケーブルの出し方

これで基本的には配線完了だ。このMicroUSBケーブルをスマホ台の裏の基板に接続し、最後に外したセンターコンソールや足元パネルを元に戻せばいい。簡単な作業だ。

実際にスマホ台にスマホを置いてみると、写真11のように充電される。


写真11 充電中のスマホ

見苦しいケーブルもなくなり、灰皿の蓋も閉めることができる。これでバッチリだ!

と言いたいところだが、実は使っているうちに一つ問題が見つかった。その解決については、次のレポートで報告できると思う。えっ? キザんでるって? いやいや、気のせいでしょう(笑)。



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