2016年6月5日(日)

DD2号 小さい傷の補修 − タッチアップペイント

先日、DD2号を洗車していると、意外と小さい傷がたくさんあるのに気付いた。まぁ、以前から気付いてはいたんだけど、見てないフリをしていただけだ。例えば、写真1の赤矢印のところに傷がある。


写真1 車の傷

写真1の傷の部分を拡大してみると、写真2のように白い塗装が剥げている。


写真2 塗装の剥げているところ

この部分だけを簡単に補修するために、写真3のようなタッチアップペイント、サンドペーパー、マスキングテープ等を用意した。タッチアップペイントは、DD2号の車体色であるアルピンホワイト3(カラーナンバー300)だ。


写真3 用意したもの

まずは、塗装する部分をアルコールで完全に脱脂し、写真4のように塗装する部分の周囲にマスキングテープを貼る。


写真4 マスキングテープを貼ったところ

そして、600番のサンドペーパーを4つ折りにして、写真5のようにその角のところを使って塗装する部分を削っていく。ここは丁寧に作業しよう。


写真5 塗装する部分を削っているところ

おおよそ削れたら、写真6のように塗装する。この際、筆先を左右に動かして「塗料を塗る」のではなく「塗料を置いていく」感じで上下に筆先を動かす。


写真6 塗装中

塗料がおおよそ乾いたら、その上に再び塗料を置いて塗面を厚くしていく。何度か繰り返した後、塗装が完全に乾く前にマスキングテープをはずし、3〜4日ほど乾燥させる。写真7に乾燥後の塗装面を示す。


写真7 乾燥後の塗装面

近くで見ると明らかに塗装しているのがわかるが、少し離れれば目立たない。このままでもいいのだが、折角なので塗装面を滑らかにしてみよう。まずは、写真8のように上下にマスキングテープを貼る。


写真8 マスキングテープを貼ったところ

そして、300番のサンドペーパーに消しゴムの当て木(当てゴム?)をして、写真9のように軽く塗装の表面を削っていく。ここでは水を付けながら少しずつ慎重に作業しよう。


写真9 塗装を削っているところ

写真10のように、おおよその凸凹がなくなったら、サンドペーパーを600番→1500番と変えて、表面を均していく。


写真10 凸凹がなくなったところ

最後にコンパウンドで磨けば、写真11のようにほとんど目立たなくなる。


写真11 目立たなくなった傷

近くでよく見ると少し色が違うので塗装したことがわかるが、写真12のように少し離れてしまえば全くわからない。


写真12 塗装後の傷

他にもいくつか傷があるので、同じようにして塗装してみよう。


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