2015年6月8日(月)
M20エンジン O2センサーの交換 − 北海道のおくさんより
今回は、 札幌にお住いのおくさんより、M20エンジンのO2センサー(ラムダセンサー)の交換レポートをいただいたので紹介しよう。M20エンジンのO2センサーの場所はM50エンジンとは違うらしい。
DD様、E34にお乗りの皆様 ご無沙汰しております。北海道の おく です。あー なんかほんと久しぶりの投稿ですね。
O2センサー交換の記事はDDさんのサイトにもありますが、H25型(M20エンジン)のは無いようでしたので、交換レポート投稿しますね。…もうこんな古い型、参考にする方も居るのかどうか…(笑)
最近、E34やE39でもO2センサー交換して燃費よくなった!などという記事を目にすることが多く、そういえばうちのはいつ変えてるんだけ…と記録を漁るとどうやら新車から一度も交換せず、20万キロ以上を走ってきたようでした(笑)
話によれば5万キロ以上で劣化してくるとも言われているO2センサー。おそらくもうまともに働いていないでしょう(笑)。さっそくBOSCHの互換部品を手配しました。
新センサー皆さんが使われているユニバーサルタイプのがほしかったのですが、いくら検索してもM20搭載のH25に適合するユニバーサルタイプがいまいちはっきりしないので、あきらめて専用タイプとしました。ちなみにH25型専用タイプの特徴としてコードの長さが600mmと長く、またコードずれ止め(?)がついていますね。別にセンサーだけ適合するものであれば、配線を切ってつないで延長してもいいのかもしれませんが…。
さて、部品が到着したその夜に、いそいそと車庫に下り、作業開始します。
エンジン全景M20搭載車については、O2センサーは1個、エンジンルームから手の届くところについています。赤矢印の下の方、エキゾーストマニホールドに刺さっています。黄色矢印のところには、コネクターがあります。
O2センサーセンサー部のアップです。赤丸がセンサー本体、黄色丸がコネクターです。黄色矢印のところはコードクリップになっています。
まずはセンサーのコネクタを外し、コードクリップから線を外します。おもむろにモンキーレンチでセンサーを緩めようとしたのですが… かたくて緩みません! センサーレンチなど用意すればもっとすんなり外せたのかもしれませんが、あいにくそんな使用頻度の低そうな工具は持ち合わせておりません。
使用工具で…、写真のように、モンキーに鉄パイプを差し込み柄を延長して緩められました。このパイプ、結構使うことがありますので常時トランクに積んであります(笑)
O2センサー撤去では、モンキーレンチでセンサーを緩めます。振り回すスペースがなく作業がしにくいですが、そこは忍耐で…
新旧センサー比較やっと外れた旧センサー。新旧比較します。サイズはほとんど一緒ですが、やはり先端の焼け具合が…。25年お疲れ様でした…。
新旧センサーコネクタコネクタも、色こそ違いますが形状(ピン数など)は一緒です。
O2センサー取り付けそれでは、逆の手順でセンサーを取り付けます。コードをクリップに挟むことを忘れないように…。
O2センサー完了無事交換完了!
交換前燃費気になる燃費ですが…。最後にいつクリアしたかわからない長年の平均燃費。7.2km/L となっています…。悪いなぁ…。で、
交換後燃費100km程度の早朝ドライブに行き、帰宅前に燃費確認すると…。なんと2km/Lも良くなっているじゃないですか! 郊外へ、早朝にドライブに行ったため、信号も少なく条件は良かったのでしょう。結構踏んだんだけどなぁ(笑)
それと、明らかに中間加速時など今までよりアクセルを踏む量が少なくなりました。トルクが上がった感じです。また、今までずーっと気になっていたのですが、アイドリング時アクセルをズボッと踏むと一瞬息付きのような症状があったのですが、それが改善されています。正しい空燃比に補正されているのでしょう。
総評
ひとまずこれはやって良かった!っていうかもっと早くやってれば良かったって部類のやつです(笑)。あとはもう少し市街地なども走行し、平均燃費がどの位で落ち着くか…が気になるところです。
M20エンジンでも、やはりO2センサーは外しにくいらしい。そういえば、レポートにはさらっと書いてあったが、おくさんはいつもトランクに鉄パイプを積んでいて、結構使うことがあるらしい。なるほど! なぜ、おくさんが「隊長」と呼ばれているかわかったような気がする。きっと、コロすけさんから連絡があったら、鉄パイプを持って駆けつけるんだろう!(笑)
末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた おくさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。