2015年2月13日(金)
バッテリー復活装置 − インド製
先日、なにげなくebayを見ていると、インド製のバッテリー復活装置が売られているのを見つけてしまった。価格を見ると、日本円換算で2,300円ほど。送料込の価格である。安いと思って、ついポチッと逝ってしまった。そういえば、DD号には既にバッテリー復活装置を付けていたような ・・・?(苦笑) 写真1に届いたバッテリー復活装置の外箱を示す。
写真1 バッテリー復活装置の外箱どうやら「CellCare」という名前の商品らしい。外箱から中身を出してみたところを写真2に示す。
写真2 バッテリー復活装置赤色の配線にはヒューズは付いているようだ。この赤の配線をバッテリーのプラス側に、黒の配線をバッテリーのマイナス側に接続するようだ。
外箱の側面を見ると、写真3のように様々な機械に搭載されているバッテリーに適用できると書いてある。おまけに、バッテリーの電圧も12V〜48Vのものまで使えるようだ。
写真3 外箱の側面さて、このバッテリー復活装置だが、本当に動作するのかどうかを調べておこう。いや、インド製を疑うわけではないのだが、なんせ安いし・・・。写真4のように、購入したバッテリー復活装置を12Vの電源に接続し、その電源電圧をオシロスコープで測ってみた。
写真4 電源とオシロスコープを接続しているところ写真4のテスターの表示からもわかるように、約61mAの電流が流れている。この電源電圧をオシロスコープで測ってみると、図1のように、確かにパルスが出ている。
図1 電源電圧のパルスパルス周波数は70μS(14.6kHz)ぐらいだ。これはデジタルオシロスコープのため、この時間レンジではパルス波形やその最高電圧を正確に測ることができない。そこで時間レンジを引き延ばしたものを図2に示す。
図2 電源電圧のパルス(拡大)パルスの最高電圧は23V程度と少し低い目だ。またリンギング周波数は6〜7MHzとちょっと高いかもしれない。これは、以前に取り付けたバッテリー復活装置 に比べて、最高電圧が低く、リンギング周波数が高い。どちらの方が効果があるのかはわからない。
とりあえず、使えそうなことがわかったが、DD号には既にバッテリー復活装置が付いているので、嫁さんの車にでも付けることにするか・・・。
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