2014年4月12日(土)

ヘッドカバーガスケットの交換 − 定期交換部品

エンジンかからず − プラグホールのオイル漏れ」のレポートで報告したように、昨年末にプラグホールからのエンジンオイル漏れによってエンジンがかからなかったDD号であるが、その時はプラグホールを掃除しただけだった。しかし、近いうちにヘッドカバーバスケットを交換しないといけないと思っていた。

最近、やっと暖かくなってきたので、ヘッドカバーガスケットを交換することにした。以前にヘッドカバーガスケットを交換してから約3年だ。これは定期交換部品だなぁ・・・。詳しい交換方法については、以前のレポート(これとか、これとか、これとか)を参照してほしい。

まずは、写真1のようにオイルキャップとエンジン化粧カバーを外すためのキャップを外す。


写真1 オイルキャップ等を外したところ

そして、写真2のように、化粧カバーやプラグのイグニッションコイルを外す。


写真2 化粧カバーとイグニッションコイルを外したところ

続けて、10mmのレンチを使って、15本のボルトを外して、写真3のようにヘッドカバーを外す。


写真3 ヘッドカバーを外したところ

ヘッドカバーガスケットがヘッド側に付いているので、これを外す。写真4に外したヘッドカバーガスケットを示す。


写真4 外したヘッドカバーガスケット

今回用意したモノは、写真5に示す。


写真5 用意したもの

品 名 パーツナンバー 価格 備考
Valve Cover Gasket Set 11 12 0 034 107 $26.00 ヘッドカバーガスケット
Valve Cover Nut Seal 11 12 1 437 395 $11.25 ゴムブッシュ
($0.75×15)
Loctite RTV Black Silicone 598   $6.00 

液体パッキン

合 計

$43.25

 

ヘッドカバーやヘッドには、古い液体パッキンが付いているので、写真6のように丁寧に取り除いておく。


写真6 古い液体パッキンを取り除いているところ

そして、写真7のように、新しいヘッドカバーガスケットに液体パッキンを薄く塗っておく。


写真7 液体パッキンを薄く塗っているところ

同様にして、写真8のようにヘッドカバーのガスケットが当たる面にも液体パッキンを薄く均一に塗っておく。


写真8 ヘッドカバーに液体パッキンを塗っているところ

これで、最後にガスケットを挟み込むようにしてヘッドカバーを取り付ければ、交換作業完了である。写真9に交換後のエンジン(化粧カバーを取り付ける前)を示す。


写真9 ヘッドカバーガスケット交換後のエンジン

過去の記録を見てみると、ヘッドカバーガスケットは2年半から3年おきに交換するのがいいようだ。



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