2013年6月27日(木)

マイクロフィルタ―の交換 − 4度目の挑戦

これまで、エアコンのマイクロフィルタ―の交換作業を何度か挑戦したのだが、いつも自力でできずに敗退していた_| ̄|○。しかし、このままではいつまでたっても成長しない。そろそろマイクロフィルタ―の交換時期なので、再びチャレンジすることにした。今回は4度目の挑戦である。

右ハンドル車のマイクロフィルタ―の交換方法については、ミッチョさんのレポートが詳しいので、細かい作業手順はそちらを参照してほしい。

まずは、写真1に示すネジを外して、運転席足元にあるパネルを外す。


写真1 運転席足元のパネルを固定しているネジ

次いで、写真2のようにハンドル下のパネルを外す。パネルの上側に3本のネジがあるので、これを外せばいい。また、下側には3本のプラスチックピンがあるので、これをマイナスドライバーで90度回転させれば外すことができる。また、このパネルには、写真に示すようにゴングユニットが付いているので、そのコネクタも外しておく。


写真2 ハンドル下の足元パネルを外しているところ

パネルが外れたら、エアコンのダクトも外しておこう。このダクトは、知恵の輪のようにグリグリ回していると外すことができる。写真3に外したハンドル下パネルとエアコンダクトを示す。


写真3 外したハンドル下パネルとエアコンダクト

DD号のハンドル下パネルをよく見てみると、赤矢印の部分が割れている。また、これでも固定できているので問題ないのだが・・・。

さて、ここまでの準備作業ができたら、次はファイナルステージを取り出そう。ここからは、結構無理な姿勢を強要されるので、必ず準備体操しておこう。また、フロアマットに片肘をついて作業したりするので、フロアマットも綺麗にしておきたい。DD号のフロアマットには小石があったので、肘に小石の型が付いてしまった。

ファイナルステージを固定しているトルクスネジやカバープレートを取り外すと、写真4のようにファイナルステージを引き出すことができる。ミッチョさんのレポートをじっくり読めば、作業内容がよく分かるはずだ。


写真4 ファイナルステージを引き出しているところ

ファイナルステージとカバーパネルを引き出せたら、マイクロフィルターを外すことができる。右ハンドル用のマイクロフィルターは、上下2分割になっていてスライドできるようになっているので、写真5のように、まず下側から引き出していく。


写真5 マイクロフィルターを引き出しているところ

下側を引き出せたら、マイクロフィルター全体を下にずらし、上側を引き出すと全体を外すことができる。前回のチャレンジでは、独力でここまでできなかったのに!(嬉)

今回、用意したマイクロフィルターは写真6に示すようにBMW純正のものである。サードパーティのものってあるのだろうか?


写真6 BMW純正のマイクロフィルター

写真7に恒例の新旧比較を示す。交換前のマイクロフィルターは非常に汚い。


写真7 交換前後のマイクロフィルター(上:交換前、下:交換後)

なお、マイクロフィルターの取り付け作業は、外す作業の逆だ。ここで気を付けないといけないのは、マイクロフィルターに取り付け方向があることだ。マイクロフィルターをよく見ると、写真8のように挿入方向の矢印が見つかるはずだ。


写真8 挿入方向を示す矢印

この矢印が下側になるようにして、写真9の青矢印で示すようにマイクロフィルターの上側からを挿入していく。


写真9 マイクロフィルターの取り付け方

正しい取り付け方向では、写真9の赤矢印で示す突起が手前側に来るはずである。また、スポンジが付いている面が車両後ろ方向になるように取り付ける。

マイクロフィルターがうまく取り付けられれば、写真10のようにカバーパネルやファイナルステージも問題なく取り付けられるはずだ。


写真10 カバーパネルとファイナルステージを取り付けたところ

最後にエアコンダクトやパネルを元に戻せば、交換作業完了である。交換後のDD号の運転席側足元を写真11に示す。


写真11 作業後

もちろん、作業前と全く変わらない(笑)。

今回は、4度目の挑戦にして初めて自力でマイクロフィルターを交換できた!(嬉) これは大きな試練を乗り越えられたと考えていいだろう。これまでは「メンテ初級者」だったが、今回以降は「自称メンテ中級者」を名乗らせていただくことにする(笑)。



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