2011年6月13日(月)
E39 フロントサスペンションキットの交換 − コロすけさんより
今回は前回の続きで、コロすけさんよりフロントサスペンションキット交換のレポートをいただいたので紹介しよう。
DD様、皆様、大変大変お世話になってます。大きなことが出来ないコロすけで御座います。
【はじめに】
車検後、くたびれてきている足回りのリフレッシュと思い…。先に、リアを交換を行いました続きとなります。
用意したビルシュタインBTSキット(フロント)。
【交換準備】
交換準備にあたり、前のレポートにもありますように、BTSキットに付属しないパーツを準備します。
上図にある、1、2、6、7、8、9、10、13を入手する必要がありそうです。11と12(バンプラバーとプロテクションチューブ)はBTSのジャバラが付いていますので良しとします。
フロントアッパーサポートはディーラーではなくいつものヤフオクで入手し、その他のパーツはディーラーで調達しました。
フロントアッパーサポートは、この頃?巷で密かにブームとなっているZ4(E85)用をチョイスします。何故かと言いますと、サポートの高さが1cm程低いんです(笑)。
サポートの高さが1cm低いって事は…、車高が1cm低くセットできるはずです。また、関係各所より、実害は報告されていないので、大丈夫だろうと…。購入先様より、「不適合ではございますが、構造上は装着可となります」との御助言も(笑)。
フロントのサポートベアリング:31336779613(1セット左右で6,980円) 購入部品番号:31336769585 同じものだそうです。
ロア スプリング パッド:31331091864(567円×2)
アッパー スプリング パッド:31331091867(567円×2)
アッパー SPリテーナー スペーサー リング:31326769667(1,617円×2)
フラット ワッシャー:31336776760(147円×2)
ダスト保護スリーブ:31331110196(315円×2)
ナット:07119904295(63円×6)
今回は、今使用しているサスペンションをストックする方向で行きたいと思いますので、既設のサスペンションを分解せず新たに組上げます。
最終予習! ミッチョ様のレポートを熟読し暗記しておきます(この頃、暗記が…)。
【交換方法】
各パーツが揃ったので確認の意味も兼ねて(笑)、リア同様、仮組を行ってみます。
サス受け部にロア スプリング パッドを装着します。
サスを入れて、アッパー スプリング パッドとアッパー SPリテーナー スペーサー リングを取付けます。
アッパー SPリテーナー スペーサー リングを取付けてフラット ワッシャーを置いておきます。
フロントのサポートベアリングの裏にダスト保護スリーブが付きます。
一気に勝負!…………、だ、だ、誰かぁ〜〜ナット入れてぇ〜〜(爆)。
フロントは1人では組めそうにない…(スプリングコンプレッサーがあればできます)。仮組は見事失敗! あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*) 明日誰か助けにきてくれるかなぁ〜(笑)
翌日……
リアのサスペンションの交換完了後、リアシートも付けず、ウダウダしておりますと、またまた、救世主様の御登場!!! 今回も宜しくお願い致します。m(_ _)m
作業内容等々大まかに御説明させて頂き、リアシート取付けを早速御手伝い頂きフロントを組むことに(爆)。
取出だしたるはBTSキット(爆)。サス受け部にロア スプリング パッドを装着します。
アッパー スプリングパッドとアッパーSPリテーナー スペーサーリングを取付けます。
裏側も
下写真の丸で囲んだところ(裏側)と(分解図の8にあたる部分)
サス側の矢印の部分がテーパー状になっておりまして、トップナットを締めこんでいくと噛み合う?様になってます。
サスの位置を合わせてアッパーSPリテーナー スペーサー リングをセットします。
アッパーマウントを装着(ワッシャーとダスト保護スリーブも取付けて)。
2人で「せぇ〜〜のぉ〜」で上から押し込んで、「ぁ…いれて下さい」。ここは2人共同作業中に付き…あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
トップナットが掛りました。O(≧▽≦)O (トップナットが21o…です。)
あとは締めつけていきます。
E85用のアッパーサポートには6角(4mmヘックス)の合わせが付いていますので外します。
2本組上がり「ホッ」としていると…、代表様が、フロントタイヤを外しにかかっているではありませんか(爆)。慌ててそこは私がやります(笑)。
ジャッキアップしウマを掛けタイヤを外します。
ストラットタワーバーを外します(結構邪魔だわ、タワーバー)(≧∀≦*)。
ここから本番(笑)
ブレーキキャリパーを外します。7mmのヘックスでガイドボルトを外すとキャリパーが外れます。
キャリパーを吊るす場所がないのでバケツをひっくり返して置きます。
緩める場所は、下の図の丸で囲ったところです。
緩める場所に、CRCをかけておきます。
ペンドラムサポートを外します(17mm)。ストラットチューブ固定用ナットを緩めます(ナットは18mm、ボルトは16mm、逆かも?)。
次はエンジンルーム側に周り、アッパーマウントを固定している3個のナット(13mm)を取り外すと、ストラットが下がります(反対側の写真ですが)。
あとは、気を付けてストラットを下方に押しながらフェンダーアーチに気を付けて引抜いていきます。
本来でしたら、タイロッドをプ―ラ―で取外すんでしょうが…(今回は使いません)、タイロッドを切らずに足回りのゴムブッシュ君達に頑張って貰います。
ジャッキアップして開いている足回りのブッシュ君達にもう一頑張り開いて頂きます(負荷が掛りますのでお勧めではありませんが)。3回までは大丈夫!と勝手に思い込んで(笑)。
ストラットが引抜けましたら、ストラットチューブ取り付け部分(切欠き)をマイナスドライバ等で広げるとストラットが取外せます。
新旧比較(笑)
BTSのストラットをストラットチューブに入れて、位置を合わせます。
ストラットには L R の合わせマークが付いていますので、ストラットチューブの切欠きの部分を合わせて締付を行います(写真を撮り忘れてしまいました)。
あとは、取外した逆の順番で戻して終了です。
【おわりに】
足回りの交換等を自分で行う際には、自己責任で慎重の上に慎重にお願い致します。先に書きましたが、この方法は足回りのゴムブッシュに負荷が掛る方法ですので、実施する際には御考慮の程お願い致します。
装着後は噂通りの硬さで満足です(硬いのが好きです)。
先日同様、蝦夷代表様には大変お世話になりました。有難う御座いますm(_ _)m。 次回も?宜しくお願い致します(笑)。
ショックをしばらく馴染ませてから、アライメントでも測定するとします。
先日のブレーキライン交換と合わせてチラ見すると…、結構素敵です(北の大地では、黄色い棒と言われています)。
黄色い棒、確かにステキだ(笑)。いつもながら、写真の多い詳しいレポートで、作業を予定している人には非常に参考になるだろう。
末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいたコロすけさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。