2011年2月14日(月)

E24用ロービームの流用 − つばめさんより

いつも@KANSAIオフでお世話になっている つばめさんより、 続けて面白いレポートをいただいたので紹介しよう。


皆様、おはようございます(笑)。

つばめのライトバンを見た事のある方はご存知かと思いますが、ヘッドライトLOW側が通常のエリプソイドランプではなく、古典的なランプユニットが装着されております。今回、アルタァさんより同じ物の製作依頼を受けたので、簡単ではありますがレポートさせていただきます。

まず、用意したライトユニットは、E24 635CSI ヨーロッパ右ハンドル仕様 HELLA製です。

もちろん、このままでは装着出来ませんので、加工することとなります。加工内容は、既存のE34用のエリプソイドランプからリフレクタと前面ガラスを取り外し、E24のライトユニットを入れたときにレンズ面の高さが合うように樹脂製の筒の部分を切り取ります。

そして、ボンディング剤でレンズユニットと樹脂製の筒を接着すれば出来上がり。

 

簡単に書いてしまいましたが、実は作業に熱中してしまい、全く写真がありませんでした。。。 (T0T)

本来、E24用ライトユニットにはH1のハロゲンバルブが装備されますが、ここはやっぱHIDでしょう!

 

後ろのキャップも純正品です。

もう一度、前から。。。(笑)

肝心の照らし方ですが、このランプ古い設計のわりにはナカナカなモノで、つばめの望むロングレンジな照射です。かと言って手前を照らさないワケでなく、手前もバッチリ明るく照らします。

ちゃんと、左上がりな照射配光です。

暗いと悪名の高いE34のLOWビームですが、こうして全く違う物に換装してしまうのも一つの手段かと思います。つばめ自身は、見た目も実用性もこのランプには満足しています。


E24用を使うとは、なかなかいいアイデアだ。レンズ外しや加工の手間さえ厭わなければ、技術的にはそんなに難しいことではないだろう。コツはレンズ面の高さや傾斜をキチンと合わせることだろうか・・・。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた つばめさんに感謝する。



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