2011年1月16日(日)
カーステレオのフロントパネルの移設 − 仮移設その1
前回、「カーステレオ ヘッドユニットの入れ替え − フロントパネル脱着可能タイプへ」で、ヘッドユニットをフロントパネル(「フェイスパネル」とも言う)脱着タイプに変更したことを報告した。その理由は、ヘッドユニットの本体をトランクに取り付けたまま、フロントパネルを車内に移設してみようと思ったからだ。
現在は、ヘッドユニットの操作部や表示部であるフロントパネルがトランク内にあり、ロータリーコマンダーを使って操作している。しかし、この方法では、詳細な設定が難しかったり、演奏中の曲の表示が見えなかったりと、操作性が良いとは言えない。
DD号のオーディオスペースには1DINのナビを取り付けているため、ヘッドユニット本体を車内に取り付ける適切な場所はない。しかし、フロントパネルさえ車内にあれば問題はないはずだ。
そこで、車内の運転席付近をよく見てみると、使っていない灰皿があるのに気がついた。DDはスモーカーだが、車内ではタバコを吸わないので灰皿を使っていない。そこで、この灰皿の場所にフロントパネルを移設してみようと考えた。
フロントパネルを灰皿の位置に移設するためには、
- 灰皿の位置にフロントパネルを取り付けること
- トランクにあるヘッドユニット本体から車内のフロントパネルへ電気的に接続すること
の2つの条件をクリアして、灰皿の位置にフロントパネルを移設しても電気的に問題なく動作し、かつ、操作性も問題ないことを確認しないといけない。そこで、まずは、仮に簡単な方法でフロントパネルを移設してみることにした。今回のレポートは、灰皿の位置にフロントパネルを取り付けるための加工について報告する。
写真1にDD号の灰皿を示す。
写真1 灰皿この灰皿は、写真2の2本のネジを外すことにより、前の黒いパネルの部分と灰皿本体とに分離することができる。
写真2 パネルと灰皿本体を固定しているネジ灰皿本体とヘッドユニットのフロントパネルを並べて置いたところを写真3に示す。なんか、丁度いい大きさだ。
写真3 灰皿本体とフロントパネルさて、このフロントパネルを灰皿本体に固定するために、写真4のようなアクリル板を利用する。これは、何故か部品箱にあったものだ。いつ、なんのために買ったんだろう?
写真4 アクリル板このアクリル板を、写真5のようにフロントパネルの大きさに切断する。
写真5 フロントパネルの大きさに切断したアクリル板そして、フロントパネルの裏側にあるコネクタの位置に合わせて四角い穴を空ける。また、アクリル板を灰皿本体に取り付けるためのネジ穴も空けておく。写真6に穴を空けたアクリル板を示す。
写真6 穴を空けたアクリル板このアクリル板をネジで灰皿本体に固定し、その上に両面テープでフロントパネルを貼り付けて固定することにしよう。
アクリル板を固定した灰皿をDD号に戻して、その上にフロントパネルを置いてみたところを写真7に示す。
写真7 灰皿を戻してフロントパネルを置いてみたところ写真8には、灰皿を閉めたところを示す。
写真8 灰皿を閉めたところなんか、良い感じで収まっているように思う。とりあえず、フロントパネルの仮設置は、この方法でいくことにしよう。
次は、トランクにあるヘッドユニット本体と車内のフロントパネルの電気的な接続だ。つづく・・・。
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