2010年8月29日(日)

メーターリング取り付け − オレンジ色の針

先日、Yahooオークションを見ていると、E34のメーターリングが安く出品されているのに気づいた。以前から、メーターリングが欲しかった のだが高価なため手が出なかったDDは、ついポチッと落札してしまった。送料込みで、2,480円也。

その後、 出品者よりメーターリングが送られてきたので、早速取り付けてみることにした。写真1は、メーターリング取り付け前のメーターである。 このメーターを取り外して分解し、メーターリングを取り付ける。


写真1 メーターリング取り付け前のメーター

DD号にはハンドルコラムの左側に、オーディオ用のロータリーコマンダー(ソニー製)が付いている。これを写真2のように、一時的に外しておく。


写真2 ロータリーコマンダーを外したところ

その後、ハンドルを一番手前の位置に引いて固定しておいた。メーターを外すためには、まず写真3の位置にある2つのネジを外す。


写真3 メーターを固定しているネジ

写真4は、このネジを短いプラスドライバーで外しているところである。


写真4 ネジを外しているところ

このネジを外したら、写真5のようにエアバッグ付きステアリングにタオルを敷いておく。これは、メーターのアクリル面に傷が付くのを防ぐための養生である。


写真5 タオルで養生しているところ

そして、メーターを手前に引き出して倒し、4つのコネクタを外してからハンドルを左に切れば、写真6のようにメーターを外すことができる。このあたりの手順については、ゆちみちさんのレポートが参考になるだろう。 ちょっと知恵の輪状態だ。


写真6 ハンドルを左に切ってメーターを外したところ

写真7に外したメーターを示す。ちなみに、E34の回路図ではこのメーターは「Instrumental Cluster」と表示されていることが多い。


写真7 外したメーター

メーターのカバーを外すためには、写真8の赤矢印に示す6本のネジを外せばいい。


写真8 メーターカバーを固定しているネジ

これらのネジをプラスドライバーで外しているところを写真9に示す。


写真9 ネジを外しているところ

6本のネジを外せば、写真10のようにメーター本体とカバーを分離することができる。メーター左右に付いている押しボタンは事前に引き抜いておこう。


写真10 メーター本体とカバーを分離したところ

ここまでできれば、後はメーターリングを取り付けるだけだ。写真11に購入したメーターリングを示す。


写真11 購入したメーターリング

このメーターリングは、プラスチックのリングにメッキしたものであり、大きい2つリングがスピードメーターとタコメーターのもの、小さい2つリングが燃料計と水温計のものである。

このリングの取り付け方は簡単で、写真12のようにメーターの穴に合わせてパチンとはめ込めばOKだ。サイズがキッチリなので少し入りづらいが、うまく嵌れば接着剤等を使わなくてもキッチリと固定される。


写真12 メーターリングを嵌め込んでいるところ

すべてのリングを嵌め込んだところを写真13に示す。メーターリングの嵌め込みについては、むーさんのレポートが参考になるだろう。


写真13 すべてのメーターリングを嵌め込んだところ

さて、このままメーターカバーを戻しても面白くないので、メーターの針に色を付けてみることにした。用意したのは、写真14のようなダイソーで購入したオレンジ色の油性ペンである。ここは、「赤」ではなく、あえて「オレンジ」だ。理由は特にないのだが。


写真14 オレンジ色の油性ペン

これを使って針にオレンジ色を塗っていく。しかし、不器用なDDは写真15のようにムラムラになってしまった(苦笑)。


写真15 針をオレンジ色に塗ったところ

もう一度塗り直して少しマシになったが、やはりムラが残っている。まぁ、いいか!? 写真16にオレンジ色に針を塗ったメーターを示す。 瞬間燃料計の針は塗らなかった。DDが塗ると、きっととんでもないことになりそうだし・・・。


写真16 針をオレンジ色に塗ったところ

ちなみに、メーターの針の塗装については、北海道のおくさんのレポートtarurisaさんのレポートが参考になるだろう。まぁ、DDは先達の知恵を活かしきれていなかったわけだが・・・(苦笑)。

こうしてメーターリングを取り付け、針をオレンジ色に塗ったメーターのカバーを元に戻すと、写真17のようになる。カバーの内側には、メーターリングを取り付けるため手の脂が付いてしまったので、カバーを元に戻す前に内側をアルコールできれいに拭いておいた。


写真17 メーターカバーを元に戻したところ

最後に、このメーターを車体に戻せば作業完了である。メーターを車体に戻すのも知恵の輪状態でちょっと難しいが、根気よくやれば必ず元に戻せるはずである。写真18に車体に取り付けたメーターを示す。


写真18 車体に取り付けたメーター

なんかちょっと格好良くなっている(ような気がする)。メーターは自分自身でよく見るものなので、満足度は高い。自己満足だけど・・・。

しかし、この写真をよく見ると、エアバック警告が点灯しているのがわかるだろうか? この後、エンジンをかけてから数分間はエアバッグ警告灯が点灯するようになってしまった。数分経つと消えてしまうのだが? これって、コンピュータをリセットしないと直らないのだろうか?

今回の作業では、先達のレポートが非常に役に立った。末尾ではあるが、レポートをいただいた方々に感謝する。



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