2009年6月17日(水)

E32 ブレーキブースターホースの交換 − あるぴな小僧さんより

今回はE32にお乗りのメンテレポート常連 あるぴな小僧さんより、ブレーキブースターホースの交換レポートをいただいたので紹介しよう。


【はじめに】

以前に「パワステホースの交換」をレポートしたが、関係箇所のブレーキブースターのホースにもオイルにじみを発見した。(*´o`)=зハァ-

今回も部品調達に利用したのは、Pelican Parts ペリカンパーツである。バックオーダが3品ほどあって、そのうちの2品がこのレポートに関係するものだったので少し時間が掛かってしまった。でも、何とか残りの2品のホースが到着し取替えをしたのでレポートしよう。

 

【購入したもの】


ブレーキブースターのプレッシャーホースとリターンホース。


部品図

 

【現ホースの取り外し】

うっすらとオイルがにじんでいるのがわかる。(。_。?)どれどれ

最初にパワステオイルを抜き取る。この作業は前の「パワステホースの交換」で書いているので省略します。<(_ _)>

早速、今付いているホースを取り外す。


ブレーキブースター部。


レギュレーター部。


リザーバータンク部。

一箇所カシメタイプのホースバンドなので、ドライバーで広げて無理やり外す。

ここでお約束の新旧比較をしておこう。(ヘ。ヘ)


リターンホース


プレッシャーリターンホース(カシメ部が手でくるくる回るし、亀裂があった。)


プレッシャーホース(これはまだしっかりしていた。)

新しいプレッシャーホースはカシメ部が改良されて、表面が補強されている。

 

【新品ホースの取り付け】

取り外しと逆の手順で取り付ける。


このバンドは購入してなかったので、形を成形して再利用した。ヾ( ̄。 ̄;) おいおい

交換作業が終わったら、ボルトやバンドをもう一度確認してオイルを注入する。

エア抜きをして終了である。

しばらく走ったら、再度漏れがないか確認してみよう。

 

今回取り替えた部品は次の3点。

 

これでパワステとブレーキのホース関係が全て新品に入れ替わったので、安心して乗ることが出来るようになった。


パワステやブレーキ関係のホースやホース結合部からオイルが漏れるのはよくある症状だ。皆さんの愛車も点検しておいたほうがいいだろう。

末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいく あるぴな小僧さんに感謝する。



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