2009年1月30日(金)
光るエンブレム − 試作その3
前回のレポートでは削ったアクリル円板にBMWのプロペラマークを 貼り付けたが、今回はこれを光らせてみよう。もちろん、今回もboven7さんのレポートを参考にする。
用意したのは、写真1のようなELパネルである。
写真1 用意したELパネル中のものを取り出して光らせると、写真2のような感じだ。
写真2 ELパネルを光らせたところ写真ではわかりにくいが、うっすらと青緑のような色で光っている。
今回はあくまで試作なので、ELパネルの端子の処理は考えずに、写真3のようにELパネルを円形に切り取った。
写真3 円形に切り取ったELパネル端子部分は横に出っ張っている。これをアクリル円板に取り付けるのだが、今回は写真4のように、1mmぐらいの厚みのある両面テープを幅2mmぐらいに細く切り、それをアクリル円板の裏側の縁に沿って貼り、その中央にELパネルを置くことにした。
写真4 両面テープをアクリル円板の縁に貼ったところもちろん、ELパネルの端子が外に出る部分には両面テープを貼っていない。
このようにして両面テープを貼ったのは、アクリル円板に裏蓋を取り付けるためである。今回、裏蓋として用意したのは、写真5、6のような直径80mm、厚さ1mmの透明のアクリル板である。
写真5 裏蓋として用意したアクリル板(1)
写真6 裏蓋として用意したアクリル板(2)これの片側の保護紙を剥がして、先ほど両面テープを付けたアクリル円板に貼り付ける。これで2枚のアクリル円板にELパネルが挟まれたような状態になる。写真7に裏蓋を貼り付けたエンブレムを示す。
写真7 裏蓋を貼り付けたエンブレムこのエンブレムの表側はマスキングテープで養生してあるので、これを剥がす。アクリル円板を削った部分は、最終的に2000番のサンドペーパーで均しただけなので、写真8のように艶がない。そこで、これをコンパウンドを使って磨く。
写真8 アクリル円板をコンパウンドで磨くまぁ、試作段階なので、適当な艶がでるまで磨けばいいだろう。写真9に磨いたエンブレムを示す。
写真9 磨いたエンブレム艶は十分ではないし、プロペラマークもあまりうまく貼り付けられていないが、なんとかサマにはなっている。これを点灯させると、写真10のように、それっぽく点灯した。
写真10 点灯させたエンブレムまぁ、なんとなく雰囲気は出ているだろう。基本的には、この方法で作れそうだ。心配していたELパネルの点滅もなさそうだ。もしかすると電源電圧を12Vにすると点滅するかもしれないが、その場合は8V程度に電圧を落としてやればいいだろう。
しかし、
- ELパネルの裏の端子の処理方法
- 防水処理方法
が未解決である。これらもなんとかしなければいけないなぁ・・・。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。