2008年10月5日(日)
E39 ウィンカー・ライセンス灯のLED化 − RATさんより
今回は、E39にお乗りのRATさんより、有用なレポートをいただいたので紹介しよう。
初めまして、初の投稿になります。いつも皆様のレポート楽しみに拝見させていただいております。
私も何かしなくては! とは思っている物の、作業中にデジカメで写真を撮るのを忘れてしまい、気がつくといつも完成してしまっているのであります。
それでも今回はデジカメを片手に写真を撮ってみましたので、参考になれば幸いです。
最近、走っているとやけに切れの良いターンランプの車が多い・・・。あれに憧れていた・・・。しかし、テールランプユニットにLEDを埋め込むなんて、そんな勇気は無い・・・。
そんな中、スーパーオートバックスに行くと、あるわあるわ! 掃いて捨てるほどのLEDバルブが存在した。値段も種類もマチマチ・・・。
早速、スーパーオートバックスで学習した件で、家に帰って調べてみると、某オークションに色々出ているではありませんか! ポチる前に、車の下調べを。
そもそもLEDバルブには極性があり、通常は真ん中プラス、外周マイナスである。テスターにて自分の車の極性とソケットを調べてみると。
左テールは外プラス、中マイナス・・・・右テールは外マイナス、中プラス・・・・??? ソケットはBA15S 180度と判明・・・。
しかし、左テールは外プラス、中マイナス・・・・右テールは外マイナス、中プラスってどういう事???
なんじゃこれ???
通常売られているのは、外マイナス、中プラスなのである、従って大体の車はこの極性である。
左右で極性が違う・・・・。
確かに通常のバルブは電球だ、極性なんて関係はないが・・・、左右で違うのには何か意味があるのか??? 不思議な車である・・・。
また、某オークションで調べてみると、LEDバルブの中には無極性タイプもあるが、BA15Sで高輝度で明るいLEDバルブにはない・・・。
「う〜〜〜ん・・・・」
「あきらめるか・・・。」でもあきらめられない・・・、あの切れの良い点滅・・・。
そこで色々考えた。違うバルブを加工してBA15Sにすればいいのでは???
調べると明るいLEDバルブでよくあるのが、T20タイプだ。
しかもこの手のバルブはソケット部分がプラスチックで出来ていて加工しやすい。ならば、ポチッと!
BA15Sの空ソケットもポチッと購入。
2個もありゃー、良いのに50個も落札してしまった・・・・。そしてT20を加工→BA15Sソケットを取り付けることにした。
T20の脇をやすりで削り、BA15Sソケットに入れる。
片側ずつ1mmも削ればBA15Sソケットに入る。極性は好きなようにできるので、このやり方はこれからも非常に有効だ。
BA15Sソケットの加工は5分でできる。最後にボンドを流し込み完成。大体のT20はプラスチックでできており、加工が楽だ。
後は車体側ソケットに入れるとともに、車体側ソケット自体に延長線をハンダで取り付ける。これはメタルクラッド抵抗が発熱し危険なため、放熱を含めて車体の安全な場所に設置するための延長線である。
メタルクラッドは50W、6Ωの物だ、これもポチッと購入。
この方法は、車体側に加工を施さなくても済み、簡単に電球に戻せるメリットがある。
そして、点灯・・・。感想は、バルブより10%減と言った感じであろうか?
夜に見たときはバルブと同等だったが、昼間の視認性は少し落ちる。写真では暗いように見えるが、それほどでもない。
しかし、点滅の切れが良く、遠くからでも確認できるので大丈夫だと思う。車体側ソケットも、もう2個あるのでLEDがトラブってもすぐにノーマルに戻せる。
そして、サイドのターンランプ。
これに使ったのは、1Wタイプの超高輝度LEDである。ヒートシンクが付いており、やる気が感じられる。
こちらは非常に簡単である。サイドのマーカーの外し方は皆さん知っていると思うので省略!(写真撮るの忘れた) ノーマルのT10と交換するだけである、点かなかったら逆にすればOK!メタルクラッド抵抗も何もいらない。ポン付けである。
見事点灯!
点光点になってしまったが、キレは良い感じで、視認性も問題なし。非常に簡単なのでお勧めである。
最後にライセンスプレートLED化である。これも最近の「白色に光るにくい奴」を見てから憧れていた!E60だったかな〜〜?
以前はLEDもどき球を使用していたが、色が緑色っぽく今一なので本格的に施工してみた。
あるかたのサイトを参考にイカリングフラッシュキャンセラーを使ってLED化に成功。 ワーニングもフラッシュも出ない。
バルブは市販品のLEDバルブである、秋葉原の秋月通商で買うと安く手に入る。
ライセンスプレート灯は左右2個付いているが、キャンセラーはどちらに入れてもよい。1個でOKである。
キャンセラーの抵抗が熱をもつのでケースを探していたが、嫁さんのカーラーがサイズピッタリでこれを拝借した。
トランクの裏側の黒いプラスチックを外してそこにキャンセラーは入れた。たぶん大丈夫だと思う。
ところが数日後、ライセンスプレートのLEDが細かく点滅しているのを発見してしまった・・・。いや、発見して良かったのかも・・・。
キャンセラーは幸いにも作り置きがあったので、もう一つにも入れた。見事解消!!コンプリートである。2つないとダメなのね・・・・・。
LEDの色がよくないので、近いうちにもっと白い色のものに変えようと思う。写真より紫っぽい、これじゃ〜族車だよ・・・・。ヤフオクなどで1諭吉近くの値段でLEDライセンスプレート灯が売っているが、これだと部品代で2野口英世以下で購入できる。
次回はフロントのバルブをLED化にしようと思う。
う〜〜〜ん・・・。バルブ形状なにかな?
ウィンカーランプをLED化すると、確かにキレのいい点滅になる。ちょっと格好いい感じだ。次のフロントウィンカーのLED化にも期待したいところだ。
末尾ではあるが、有用なレポートをいただいたRATさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。