2008年9月9日(火)

E32 オルタネータの交換 − あるぴな小僧さんより

今回もあるぴな小僧さんよりオルタネータ交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


【はじめに】

前レポートのサスのアッパーマウントの交換でジャッキアップしたのに合わせてオルタネーターの交換も行ったのでレポートする。 オルタネーターはエンジン上と下の両側からの作業が必要でこの機会に作業をしたのである。

最近電圧が下がってきた。13Vを切って12V台になることが多くなってきた。最初はレギュレーターを疑い交換を考えた。 でも容量不足ではないかとの疑いも浮上、オルタネーターを確認すると90Aのものが付いていた。 これは数あるオルタの中でも一番容量の小さい物ではないか!いっそ高容量のものに変えようかと思い立ちこの作業になったわけである。 ちなみにオルタには90A、110A、140Aの3種類が存在した。

 

【旧オルタネーターの取り外し】

購入したオルタネーターで140Aのものである(以下、オルタと表示)。


当然リビルド品である。

取り外す前に電圧を確認する。たまに12Vを切るときがある。


OBCの裏コマンド(TEST09)にて表示した電圧である。12.78V

作業を始める前に安全のためバッテリーのアース線を外しておく(実は端子を緩めるときにバチッ!となって気が付いた。汗汗)。

それでは取り外しにかかる。まず、エンジン上からの作業である。邪魔になる冷却ファンは外しておきましょう。

取り付けベルト張り兼用のボルトを緩める。

冷却用のダクトを取り外す。


ホースバンドで止まっているのでそれを緩めて取り外す。

オルタを動かしてベルトを外す。

電気供給線を外す。


上から見たところ。


横から見たところ。

オルタには2箇所の端子がある。


大きいのがメイン端子、小さいのはアース端子?かな。

オルタを固定している下側のボルトを外す。これは下側からでないと手が入らないのである。

上側よりオルタを取り出す。


少し知恵の輪である。ラジエターに当てないように注意する。

何とか取り出しに成功。

 

【新オルタネーターの取り付け】

恒例の新旧比較である。

旧オルタの銘板である。新オルタはリビルドのためか銘板は付いていない。


14V 34/90Aになっている。

念のため旧オルタのレギュレーターを確認する。


片側のブラシが異常に短いような・・・

新オルタを取り付ける。


外すときはすんなり外れたのになかなか入らない。少しラジエターをこすってしまった(泣)。

中略・・・。作業に熱中するあまり画像はありません。気が付いたら付いていました(爆)。


取り付け終了。

電圧を確認する。


OBCにて表示。14.02V


始動直後は11Vぐらいでドキッとしたが少し回転をあげると13〜14Vになった。多分レギュレーターのブラシが馴染んでなかったせいだろう。 慣らしが進むにつれて13V後半で安定している。前のオルタでの運転でバッテリーが劣化しているかも知れないのでしばらく様子見である。


そういえば、DD号もオルタネータを交換していない。これって、どれぐらいで交換(メンテナンス)するものなのだろう?

末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいく あるぴな小僧さんに感謝する。



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