2008年4月4日(金)
ブレーキサーボユニットの交換 − あるぴな小僧さんより
今回は、E32にお乗りのあるぴな小僧さんより、ブレーキサーボユニットの交換レポートをいただいたので紹介しよう。
【はじめに】
初めてまともな?メンテレポートをする。小僧のALPINAにはブレーキ油圧回路にサーボユニットなる代物がついている。しかし今ひとつ役割がよく分らない。(爆)
HYDRAULIC BRAKE SERVO UNIT今回のメンテは、赤丸印の部品BRAKE SERVO UNITの交換である。
実は以前にも交換したことがある。室内側よりもれてマットがビチャビチャになった。そのときは中古品を購入し交換した。今回あれから約1年でまた漏れが発生したため今度は新品に交換することにした。
【作業】
部品の場所はエンジンルームヒューズボックス横、ブレーキユニットの奥である。
BRAKE SERVO UNIT
漏れの部分1.ユニット取外しの為の室内側の準備
運転席のアンダーカバーの取外しまずグローブボックス内のカバーを取外す。
ネジの場所
カバー取外し
吊バンド取外し
アンダーカバーの下側ネジ1本、プラクリップ2個
アンダーカバーの左下側ネジ1本
アンダーカバーの右上側ネジ1本
アンダーカバーを取外したところ2.ユニット取外し
ナット4個を緩めて、ブレーキペダルとのリンクを外す。
エンジン側ホース類の取外し
ユニット上のホース2本ブレーキユニットとのジョイント部のボルトを緩めて外す。
左右2箇所(奥が狭くて手が入らない 泣)本当はブレーキユニットを取外して作業するが、今回は少し横着をした。でも、どーしても手が入らず仕方なくリザーバータンクだけは外した。(爆)
何とか取外し完了(外したもの「上」と新品「下」)
外れた場所(ブレーキユニットを無理やりずらしてある)室内側を仮止めする。
ブレーキユニットとホース類の取り付け
室内側の本締めとブレーキペダルのジョイント取付け
ブレーキリザーバータンクの取付け
各部のボルトをチェックをして、カバー類を元にどす。
パワステオイル補充、ハンドルを左右いっぱいにグルグルと数回廻してエア抜きをする。オイルの量はブレーキペダルを20回ほど強く踏んでからリザーバータンクの量をチェックする。
オイル汚れを綺麗に掃除した後は、数日後にボルトの緩み確認とオイル量の点検、そして漏れの確認をする必要がある。
今回掛かった費用はBRAKE SERVO UNIT 34331156925:6.78諭吉(なんと定価は9諭吉である。)
やはりこういった肝心な部分はお金を惜しまず新品に換えたほうが良い。教訓である。(笑)
上記のレポートはE32のものであることに注意して欲しい。E34の場合は少し形状が違っている(P/N 34 33 1 160 624)。
末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた あるぴな小僧さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。