2008年4月2日(水)
オーディオアンプ イルミのLED化 − あるぴな小僧さんより
今回は、もう常連のあるぴな小僧さんより、LEDネタをいただいたので紹介しよう。
【はじめに】
小僧のALPINAはオーディオ関係にも力を入れてある。その中のひとつでマッキントッシュのアウトプットメーターなるものがある。今回はそのイルミのLED化をしたのでレポートしよう。(またか!のお叱りはご勘弁。)
【作業】
ブルーのメーターが美しいご存知マッキントッシュ
イルミ点灯状態(少し白味がかった青である。)1.本体の分解
これはとても簡単でふた板ははめ込みでついているのでそれを取る。
ふた板を外したところ基盤がネジ3本でとまっているのでそれを外して基盤を取り出す。メータの配線はカップラーでは無いので半田を外す。
取出した基盤
メーター照明用電球(青のキャップ付)
Macintoshロゴ部の照明用電球(緑のキャップ)
電球の取外し
外した電球2.LEDの取付け
今回は、メータ部は青色LED、ロゴ部は緑色LEDを付ける事にした。一時はアンバー化も考えたがそれではせっかくのマッキントッシュ台無しになると考えたからである。
LEDのセット(あれ?)元の電球の穴に入らない。そこで穴を大きくする。
ドリルでゴリゴリ
入るようになった
LEDを半田で取付け一応確認のため試験点灯。
大変綺麗な青色だしかし、画像でも分る通り光の拡散が無くLEDの先に光が集中している。そこで拡散キャップをつける事にした。
拡散キャップちなみに青色LEDには青色キャップ、緑色LEDには白色キャップにした。緑にしなかったのはただ単に1個単位で買えなかったためである。(笑)
セット完了確認のため試験点灯。
いい感じで拡散出来ている4.デイマー回路
元々の回路ではメーター部分は常時点灯、イルミ入力で減光、ロゴ部分はイルミ入力で点灯になっている。
ただ、メーター部の電球の電圧が7.5VしかなくLEDには電圧不足である。そこで別の回路を追加することにした。
3Aパルス式減光用ユニット by オーディオQテールランプのLED化などで使用する回路で2つの入力でフルと減光と出力されるタイプで減光時の明るさが調整可能である。
普通テールなどは減光状態からフル点灯(スモールからブレーキ)になるのだが、今回はその逆で使用するのでリレーを追加した。
繋いだ回路とリレーケースにセットし、組み立てる。
セットしたところ5.完成
フル点灯状態
イルミ入力状態最初の画像と比べるととても綺麗な青色になった。画像では少しムラになっているが本当はとても綺麗である。
減光状態でも綺麗な青色である。ロゴ部分の緑も綺麗である。元は電球だったのでこれで省電力化に貢献するだろう。
写真では少しわかりにくいかもしれないが、LED化後は本当に綺麗な青色になっている。
末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただく あるぴな小僧さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。