2008年2月26日(火)
愛車のガレージ − あるぴな小僧さんより
E32 ALPINA B-11にお乗りのあるぴな小僧さんより、愛車のガレージのレポートをいただいた。ガレージの建築・改造を考えている方にとっては、有用な情報だろう。
【はじめに】
今から2年前(平成18年)に、車好き、ALPINA好きが度を越してガレージを建ててしまった。その経緯とこだわりを画像を交えてレポートする。
ガレージを建てるに至った経緯を簡単に説明しよう。当初は住宅建築(平成14年新築)に合わせてカーポートを設置していた。当時より流行っていたオープン外溝といって門扉やフェンスのない状態であった。
住み始めて半年が過ぎたころ、いたずら(傷付け)に遭ってしまった。門もフェンスもないのが仇になってしまった。仕方がないので扉(オーバードア・扉が上に跳ね上がるタイプ)を設置した。
一先ず安心と傷の補修と以前から気になっていた塗装の痛みを直すことにした。(ボンネット・ルーフ・トランク・バンパー・フェンダーなど ほぼ全塗に近い) 車も綺麗になり何事もなく、平穏に時が過ぎていった。一抹の不安を残して・・・・・
いつも気になりながら過ごしていた。そんな時本屋で一冊の本が目に留まりだんだんと考えるようになっていった。
そして、構想半年、計画がまとまり予算を決めて色々なメーカーに見積もりを取ったが金額の差が大きくなかなか決まらなかった。そこへ自分が出入りしている自動車屋さんに紹介してもらった工務店で見積もりをしてもらった。
すると予算もバッチリ、社長の人柄(車好き)も気に入ったのでお願いすることにした。形やデザインは自分で設計計画した。途中で計画変更やデザイン変更したり無理を聞いてもらった。
今回のガレージ建築に伴い玄関や他の部分の変更も必要だったのであわせて施工した。掛かった費用は、全合計で500諭吉オーバー。内訳は、
ガレージ建築 300諭吉 (本当ならこれだけでOK、でも車一台分) ガレージドア 50諭吉 電気工事 20諭吉 旧カーポートや玄関周りの解体工事 50諭吉 ガレージ以外の工事 50諭吉 その他の工事 30諭吉 費用的にはかなりの額になった(ToT)。イ○バ物置なら50諭吉もあれば十分だと思う。
でも、拘りや将来的なことを考えると後悔はしていない。妥協してしまうと必ず後悔するときがくると思う。これからガレージを作ろうと考える人の為に少しでも参考になれば幸いである。
【ガレージ詳細】
正面(ドア閉)左に写っているのが自宅。ちなみに端っこ写っているレガシーは兄のものである。
正面(ドア開)土地が南東の角地のため、車2台をこの様に配置できた。
側面・背面
内部(車イン)
内部ドア側(閉状態)
内部ドア側(開状態)
内部左側
内部右側床面は油がついてもふき取れるように防塵塗装を施工。
ロフト
住宅側窓自宅側から愛車が見えるように配置を決めた。
住宅とガレージの間
夜照明点灯1
夜照明点灯2
【拘りの設備】
ロフトおよび梯子おもに車の部品やストック置きに使用(家の季節用品も収納)。スペースを有効に使うため天井収納用の梯子を付けた。
排気ガス排出用換気ブロワガレージ内でエンジンをかけたまま作業をするときに使用する。ブロワの能力が小さすぎてあまり用を成していない。いつか改修するつもり。
ガレージドア駆動部三和シャッターのオーバースライディングドアを採用。検討時に見つけて一目で気に入ってしまい、これを中心にデザインを考えた。
換気扇夏場等の熱気を逃がすため、2段階の温度調節で作動。
【拘りアイテム】
ALPINA看板看板屋さんに特別注文で作ってもらった。
風見鶏是非付けてみたかった。
ALPINAパーキングプレートオークションに出ていたプレート製作で特注依頼
安全コーンオークションに出ていたコーン製作で特注依頼
工具箱SNAP−ONもどき。安い工具箱にエンブレム取り付け。
ALPINA時計自作。不要になった時計に文字盤貼り付け。
エアーコンプレッサー会社の不用品を貰い受けた。ALPINA仕様(アルピナブルー・デコライン)
エアー設備リール式エアーホース。
3tジャッキ最近購入したローダウン対応ジャッキ。
【参考資料】
計画時に参考にした書あまり参考にしすぎるといくらお金があってもたりましぇん。
自分で書いた設計デザイン図
【あとがき】
ガレージを建てたことにより、暑い日も寒い日も作業できるようになった。これからもまだまだ進歩していくだろう。お金も掛かるが・・・
ガレージは男の夢である。でもまだまだ夢は尽きることはないこれからも夢を追い続けよう。く〜かっこいい!!
でもガレージ建ててなかったら次の車が買えていた。うむ。君ならどちらを選ぶ?
これからガレージを建てようとする人たちにエールを送る。
まさに「理想のガレージ」だ!! 羨ましすぎる・・・・。確かにお金はかかるが、個人的にはこんな拘りはアリだと思う。DDもいつかは建ててみたい。
末尾ではあるが、羨ましすぎるレポートをいただいた あるぴな小僧さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。