2005年1月8日(土)
運転席側ドアロック修理 − う、内張りが・・・
最近、運転席側のドアロックの調子がおかしい。リモコンドアロックで解錠したときに、運転席側のドアロックだけが開かないことがある。また、ロックしたときに、運転席側のドアロックが施錠せず、一瞬、間をおいてすべてのドアロックが解除される。
どうもドアロックアクチュエータが故障したのではなく、リンク機構に少し負荷がかかっているような感じだ。
そこで、運転席側の内張りを外して、リンク機構をチェックするとともに、可動部にグリスを塗って様子を見ることにした。
まずは、ドアの内張りを外すのだが、その方法は「ドア内張りの外し方 − フロントドア編」を参照してほしい。
内張りを外してドアロックのリンク機構を見てみたところを写真1に示す。
写真1 運転席側ドアロックのリンク機構特におかしなところは見あたらなかったので、写真1の矢印の部分を中心にスプレーグリスを塗っておいた。
後は、内張りを元に戻せばできあがり・・・、のはずであったが・・・。
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:内張りを外したドアを写真2に示す。
写真2 内張りを外したドア少し見にくいが、写真2の赤矢印にプラスチックの部品やドアポケットがあるのがわかるだろうか? これらは、本来、内張り側に付いていなければならないものである。
ドアの内張りとドアとは、白いグロメットで固定されているのだが、内張りを外すときに、グロメットの土台となるプラスチックが内張りから剥がれてしまった。写真3にドアの内張りの裏側を示す。
写真3 ドアの内張りの裏側赤矢印のところは、本来、グロメットの土台となるプラスチック部品やドアポケットが接着されていなければならない部分である。緑矢印は、かろうじて一箇所だけのこったグロメットとその土台である。
このままでは、ドアの内張りを元に戻せないので、ドアからグロメットの土台やドアポケットを外して、内張りに接着し直すことにした。
写真4のように、グロメットの土台をドアの内張りに付いていた部分にエポキシ系接着剤で再接着した。
写真4 グロメットの土台に接着剤を塗ったところこうして、全てのグロメットの土台とドアポケットを内張りに再接着したところを写真5に示す。
写真5 再接着したところ緑矢印のグロメットの土台は、唯一内張りに残っていたものである。また、写真5の右下にあるレンチセットは、重しのために乗せたものだ。
これで、内張りを元に戻せば修理完了(?)だ。
でも、次に内張りを剥がすときに、同じようになったらイヤだなぁ・・・(苦笑)。
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