2004年6月10日(木)
E36シフトパネル取り付け(シフトゲート照明) − NENAさんより
先日、「E38の自動防眩ミラー取り付け − NENAさんより」で、NENAさんによるE38自動防眩ミラーの取り付け作業を紹介したが、今回はNENAさんがE36のシフトパネルを取り付けられた作業を紹介しよう。
E36のシフトパネル取り付けは、私のサイトの「シフトゲートの照明 − 横浜の竹中さんより」やKidsさんサイトで紹介されているので新しいものではないが、NENAさんのレポートはこれから取り付けたいと思っている人にとって有益な情報になるだろう。なお、以下のレポートでは、DDが説明文を編集している。あらかじめご了承いただきたい。
手に入れたE36のシフトパネルのウッドとE34のシフトパネルの柄が異なるため、E36のウッドを優先して、E34のパネル部分の上面をアルミ板で製作することにした。
まずは、写真1のように1mm厚のアルミ板をE34のウッドパネル(上面)と同じ大きさに切る。
写真1 新しく作成したアルミ板のパネル次に、写真2のようにE36のシフトパネルをバラバラにして、E34側のパネル(下側、プラスチック部分)に型取りする。このとき、E34側のパネルを削り過ぎないように注意する。
写真2 バラバラにしたE36のシフトパネル写真3のように、E34シフトパネル(下側、プラスチック部分)に仮留めして、取り付け位置を確認する。
写真3 E36シフトパネルの取り付け位置の確認続いてアルミ板を加工する。金鋸やディスクグラインダーを使うと騒音で近所迷惑になるため、はさみとプライヤーで成形し、なんとか形になったところで塗装する。塗装色は、車体色と合わせたブライトレッドである。写真4に塗装したアルミ板を示す。なお、塗装の剥げを防止するため、表面にはクリアのカッティングシートを貼り付けている。
写真4 塗装したアルミ板照明の配線は3ピンのカプラーがでているので、ディーラーに相手側のカプラーを買いに行ったのだが、はっきりとカプラーを断定できなかったため、配線図を見せてもらい、直にコードをハンダづけした。1番がアース側、2番が+12V側、3番は使われていないようだ。写真5にシフトパネルを取り付けたところを示す。
写真5 シフトパネルを取り付けたところE34のシフトパネルの土台(下側、プラスチック製)は、元々ついていた爪でコンソールに固定する。その上に製作したアルミ板をのせると、アルミ板が少し大きめだったようで、後方を折り曲げてなんとかはまった。そのため、固定には両面テープも接着剤も使っていない。
E36のシフトパネルは、シフト棒を通す穴が大きいため、その分だけ遊びが大きく、シフト位置表示がずれる場合がある。そこで、写真6のように裏側から厚めのプラスチック板を貼り付けて遊びを減らしている。
写真6 裏側から厚めのプラスチック板を貼り付けたところその後、両面テープでパネルを固定し、その上から、セメダインスーパーXブラックでウッドパネルを貼り合わせた。完成したシフトまわりを写真7に示す。
写真7 完成したシフトまわりさて、完成後のシフトまわりであるが、夜の車内が少し豪華になった感じだ。写真8に照明を光らせたところを示す。「とても満足!」と言いたいところだが、少し隙間があいてて浮いている(T_T)。でも上から見るとわかんないので、まあいっか!(=⌒ー⌒=)
なお、モードスイッチの照明が切れているため、中を開けてみたが、どこにつながってるかわからないのでまた閉めて取り付けた。
写真8 照明を光らせたところ
以上、NENAさんからの取り付けレポートであった。意外と簡単で満足度の高いモディファイだと思うので、トライされてはいかがだろうか?
なお、末尾ではあるが、今回も詳細な写真付きレポートを送っていただいたNENAさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。