2004年3月18日(日) 2004年8月15日(日) 追記
ボンネットダンパー交換 − 意外と劣化?
以前に、「グローブボックスダンパー取り付け − 今さらながら」、および「リアウィング − 錆止め塗布とトランクダンパー交換」で、グローブボックスダンパーとトランクダンパーを取り付けたのだが、そうなるとボンネット(エンジンフード)ダンパーも交換してみたくなるものである。
先日、ボンネットを開けようとして車内のリリースレバーを引いたら、いつものようにボンネットが「ガタッ」と音を立てて開かなくなった。意外と劣化しているものだ。何度かやっていると開くこともあるのだが、この際、ボンネットダンパーを交換してみることにした。決して、「一度、交換してみたかったから」とか「ページのネタに困ったから」という理由ではない(嘘)。
今回、購入したボンネットダンパーは足回りの部品とともにSPEEDから個人輸入した互換品である。購入したダンパーを写真1に示す。
写真1 購入したボンネットダンパー写真2に、この黄色い袋のラベルを拡大したものを示す。
写真2 黄色い袋のラベル指で見にくいが、TRIDONという会社のもの(あるいはブランド名)であろう。よく見ると、"BMW 5 SERIES E34 / TOURING 1stk/Pcs"と書いてある。
P/N(純正品): 51 23 1 944 119
単価(互換品): 12.31 Euro/本 ≒ (2本で3,470円)
(純正品の国内単価は、5,200円/本)ちょっと胡散臭い感じもするが、気にしないで交換しよう。まずは、古いダンパーの両端の部分を外す。これは、写真3のようにマイナスドライバーでこじると簡単に外れる。
写真3 ダンパーを外しているところダンパーの両端を外して、ダンパーを取り外したところを写真4に示す。
写真4 ダンパーを取り外したところちなみに、ダンパーを取り外す際には、誰かにボンネットを支えて置いてもらった方がいいだろう。ボンネットが倒れてきて、パックンされると危険である。
写真5に古い純正品のダンパーと新しい互換品のダンパーの比較を示す。
写真5 古い純正品のダンパー(上)と新しい互換品のダンパー(下)なんか、ちょっと長さが違うような気もするが、きっと錯視だろう。
新しいダンパーの取り付けは非常に簡単で、手で押し込めば装着できる。新しいダンパーを装着したところを写真6に示す。
写真6 新しいダンパーを装着したところもちろん、ボンネットダンパーは左右に1本ずつあるので、両方のダンパーを交換しないといけない。
両方のダンパーを交換したところを写真7に示す。
写真7 両方のダンパーを交換したところこれを見ても、交換したかどうかはよくわからないだろう(笑)。でも、新しいダンパーにすると、ボンネットを写真8のような位置で止めることもできる。
写真8 ボンネットを途中で止めたところまぁ、これができたからって、なんて事はないのだが、少なくともボンネットを開けているときに風で倒れるようなことはなくなる。
ドイツのSPEEDから何か輸入することがあれば、ついでに輸入しておくのもいいだろう。
最近、知り合いの方が同じボンネットダンパーを取り付けられたのだが、ダンパーの部分の金具が良くなく、うまくダンパーが固定されないと言っておられた。
「DDのダンパーはそんなことないですよ」と言っていたのだが、今日の作業の際に、同じようにダンパーが外れてしまった。おまけに金具もどこかに飛んでいってしまった。
どうやらダンパーの両端に付いている金具の形状が良くないようだ。このダンパーを取り付ける際には、純正のダンパーに付いている金具を移植しておいた方がいいようだ。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。