2025年4月26日(土)
DD3号(F25) エンジンルームの洗浄 − 高圧洗浄機で
DD2号(E63)はtake-Mさんで車検を受けるたびにエンジンルームを綺麗に洗浄してもらっていたのでエンジンルーム内は比較的綺麗だが、DD3号(F25)はこれまであまりエンジンルーム内を洗浄していなかったようで、年式相応の汚れがある。エンジンルーム内を綺麗にしておくと、オイルやクーラントの漏れが見つけやすいメリットもあるので、この際、DD3号(F25)のエンジンルームを高圧洗浄機で洗浄してみることにした。
まずは、写真1のように車両前方をジャッキアップし、ウマをかける。
写真1 ウマをかけたところそうそう、エンジンルームを洗浄する前に写真2に示すバッテリーにマイナス端子を外しておこう。
写真2 バッテリーのマイナス端子その後、車の下に潜って写真3のようにアンダーカバー(スプラッシュガード)を外す。
写真3 外したアンダーカバーアンダーカバーを外したら、写真4の4本のボルトを18mmのソケットで外して、レインフォースメントプレート(補強プレート)を外す。
写真4 レインフォースメントプレートの固定ボルトちなみに、このボルトの締め付けトルクは110Nmだ。結構堅く締まっている。レインフォースメントプレートが外れたら、写真5の4本のボルトを10mmのソケットで外して、エンジン下のインシュレータを外す。
写真5 エンジン下インシュレータの固定ボルト固定ボルトを外したら、写真6のセルモーターの配線を13mmと10mmのソケットで外す。写真6の左下の赤矢印はインシュロックなので切っておく。配線を外せたらインシュレータを外す。
写真6 セルモーターの配線写真7にエンジン下インシュレータを外したところを示す。
写真7 エンジン下インシュレータを外したところよく見ると、写真8のように何かオイルが漏れている。
写真8 オイル漏れええ〜! と、とりあえずは漏れたオイルを綺麗に拭き取って様子を見ることにしよう。
さて、エンジン下のインシュレータが外せたら、次はエンジン上側だ。写真9に示すエンジンカバーを外す。これは4か所で固定されているので、一か所ずつ上に持ち上げて外せばいい。
写真9 エンジンカバー写真10にエンジンカバーを外したところを示す。
写真10 エンジンカバーを外したところエンジンカバーを外すとエアフィルターが見える。洗浄中に水が入らないように、写真11のようにビニールシートでしっかり養生しておこう。
写真11 エアフィルターをビニールシートで養生したところまた、エンジンルームには電装系のボックス(ECUボックス?)があるので、こちらも写真12のように水がかからないようにビニールシートで養生する。
写真12 電装系のボックスをビニールシートで養生したところDD3号(F25)のエンジンには、写真13のようにエンジン前側にもインシュレータが付いているので、赤矢印の2本のボルトを10mmのソケットで外す。
写真13 エンジン前側インシュレータの固定ボルト写真14にエンジン前側インシュレータを外したところを示す。
写真14 エンジン前側インシュレータを外したところエンジンの前側や側面にはセンサー類の配線とコネクタがあるので、写真15のようにコネクタ部分に水が入らないように養生テープで簡易防水しておく。
写真15 コネクタを養生テープで簡易防水したところエンジンの後ろ側にもインシュレータがあるのだが、外すのが面倒そうだし、洗浄中にあまり水もかからなさそうなので、付けたままにしておく。ここまでできたら、写真16の高圧洗浄機の出番だ。
写真16 高圧洗浄機写真17のように、この高圧洗浄機でエンジンルーム内を丁寧に洗浄していく。
写真17 高圧洗浄機で洗浄しているところコネクタ部分などの養生したところは、あまり強く水が当たらないように注意しよう。なお、高圧洗浄機でも落ちにくい汚れは、マジックリンとブラシで落としてから高圧洗浄機でしっかり洗い流しておいた。
洗浄後は、写真18のようにブロアで丁寧に水滴を飛ばしていく。
写真18 ブロアで水滴を飛ばしているところ写真19のように、エンジンルームの中の方や下側も丁寧にブロアで水滴を飛ばしておこう。
写真19 細かいところの水滴も飛ばしているところこのまましばらく置いておき、水滴がおおよそ乾いたところで、インシュレータ、レインフォースメントプレート、アンダーカバー等を元に戻し、しばらくエンジンをアイドリングして温めて水分を完全に飛ばす。エンジンルーム洗浄後は写真20のようにかなり綺麗になった。
写真20 綺麗になったエンジンルームエンジンルームは車検前とかに定期的に洗浄しておいた方が良さそうだなぁ・・・。そういえば、オイル漏れしているところを見つけてしまったので、そのうちこちらもなんとかしよう。
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