2023年4月15日(土)

DD2号 ホイールアライメントの再測定 − 調整後

先日、フロント左タイヤのキャンバーを調整したDD2号だが、その効果はどうだろうか? 調整したといっても、結局1〜2mm程度しか動かせなかったので、あまりキャンバー調整できているとは思えないが、念のためアライメントを再測定してみよう。

まずは、写真1のようにスロープや板を使って車を水平にする。


写真1 車を水平にしたところ

そして、車の前後にアルミチャネルの棒を取り付け、写真2のように、レーザー水準器で車体の横に垂直な面を作成する。


写真2 レーザー水準器を置いたところ

車体の進行方向に平行で垂直な面を作るには、車体前方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置と、車体後方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置を同じにしてやればいい。写真3のように、車体前方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置は、アルミチャネル端から17mmの位置だ。


写真3 車体前方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置

レーザー水準器を操作して、写真4のように車体後方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置も端から17mmに調整した。


写真4 車体後方のアルミチャネルにレーザー光が当たる位置

そして、このレーザー面と左右のフロントホイールの上下左右までの距離を測ってやればいい。ホイールの直径は495mmなので、計測した距離からレーザー光が作った垂直面を基準としたホイールの傾きを計算することができる。このようにして計測した結果を図1に示す。今回はフロント側しか計測していない。


図1 アライメント計測結果

計測してみると、やはりフロント左側のキャンバーが基準よりも少しネガティブになったままで、ほとんど調整できていない。ストラットの上部をあと4mmほど動かせられればなんとか基準内に入るんだだけどなぁ。



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