2022年3月12日(土)

DD2号 エラーの消去 − INPAにて

先日、運転席側のウィンドウ取り付け位置を調整したときに内張り(エアバッグ)を外したままイグニッションをONにしてしまったので、安全装置のエラーが出るようになってしまった。エラーが出たままなのも気持ち悪いので、リセットしておこう。

まずは、イグニッションをONにして写真1のようにDD2号のODBIIポートとPCを接続する。


写真1

そして、図1のようにINPAを立ち上げる。


図1 INPA初期画面

DD2号はE63だが、E63の設定はないのでE60を指定するためのF9キーを押す。どうもINPAバージョンによって、車両形式とファンクションキーの割り当てが違うものがあるようだ。それはさておき、F60を指定すると、図2のようなコンポーネントを指定するウィンドウが表示される。


図2 コンポーネント選択

ここで、「Engine」を選択し、右側のリストでエンジン形式を選択する。DD2号の場合はN52 (改)のエンジンなので「MSV 80.0 For N52KP (NG6)」をダブルクリックする。すると、図3のようなMSV80.0のメインメニューが表示される。


図3 MSV 80.0メインメニュー

エラーメモリーを扱うにはF4キーを押す。すると、図4のようにエラーメモリーメニューが表示される。


図4 エラーメモリーメニュー

ここでF5キー(Clear error memory)を押すと車両内に蓄積されているエラーコードが消えリセットされる。エラーを消す前には、念のためF1やF2キーでエラーメモリーの内容を読みだしておいてもいいだろう。最後にSHIFT + F10キーを押せばINPAが終了する。これで、一旦、イグニッションをOFFにした後、エンジンをかけてみてエラーが消えていることを確認したら作業終了だ。



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