2020年1月23日(土)
DD2号 フロントガラスモール交換 − 意外と簡単
DD2号を洗車しているとフロントガラスのモールの劣化が気になる。写真1にフロントガラスのモールを示す。
写真1 フロントガラスのモール写真のように少し白っぽくなっているのも気になるが、よく見ると写真2のようにひび割れがある。
写真2 モールの拡大ネットで調べてみると、BMWのフロントウィンドウモールには2種類あるらしい。E60等のモールは、金属のC型のチャネルが入っており、それをフロントガラスに挟み込むようにして固定するタイプだ。一方、E63等のモールは金属の芯が入っているものの、基本的にはゴムでできており、それを押し込めばいいようだ。それなら簡単だ。というわけで、アメリカのAmazonからモールをポチっと購入・・・。価格は送料込みで$47.09だった。パーツナンバーは51317008911だ。写真3に届いたモールを示す。
写真3 購入したモールでは、早速、交換作業を。まずは、写真4のように竹のヘラを使って右上の部分からモールを外していく。ゴムは劣化しているので、ボロボロと千切れてくるはずだ。
写真4 モールを外し始めたところ角が外せたら、写真5のように縦方向にモールを引っ張って外していく。モールの中には金属の芯が入っているので、周りのゴムはボロボロと取れていくが、芯の部分は下まで一気に外れるはずだ。
写真5 縦方向にモールを外しているところ写真6に外したモールを示す。
写真6 外したモール左右のモールが外れたら、写真7のように上のモールを外す。
写真7 上のモールを外しているところこのモールがなかなか外れず、小さいマイナスドライバー等を駆使して格闘していたら、ピシッという音がしてガラスの角が少しだけ欠けた。ヤバイヤバイ・・・。こんなところでガラスを割っている場合ではない。上と左右のモールが外れたら、写真8のようにゴムの切れ端が散乱しているので、掃除機等で掃除しておこう。
写真8 散乱しているゴムの切れ端さらに、写真9のようにウェスとパーツクリーナー等でモールが入っていた溝も丁寧に掃除する。
写真9 溝を掃除しているところさて、溝掃除が終わったら新しいモールを取りつける。今は冬で気温が低いのでゴムも固くなっている。そこで、写真10のようにドライヤーで温めながら、角の部分から指で押し込んでいく。
写真10 ドライヤーで温めているところ指で押しただけではなかなか入らないので、写真11や写真12のようにゴムハンマーで軽く叩いて端から順に入れていく。
写真11 ゴムハンマーで叩いているところ(左右のモール)
写真12 ゴムハンマーで叩いているところ(上のモール)左右のモールの一番下の部分は、写真13のようにカバーカウルの下になるように入れる。
写真13 一番下の部分の処理さらに、ヘラやゴムハンマー等を使ってモールがきちんとガラスに噛み合うように入れていこう。最後に周りのゴムのカス等を掃除したら作業完了だ。交換後のガラスモールを写真14に示す。
写真14 交換後のガラスモール微妙に角が浮いているような気もするが、まぁ気にしない気にしない・・・。全体的にすっきりした! モールが白っぽくなってヒビが入っている人はお勧めのメンテだ。
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