2019年7月6日(土)

DD2号 エンジンオイル交換     − フラッシング

先日、エンジンコンディショナーをプラグホールから入れて洗浄したDD2号だが、エンジンコンディショナーを使ったので早いうちにエンジンオイルとエレメントを交換しておこう。ついでだから、以前から気になっていたフラッシング添加剤を使ってみよう。購入したフラッシング添加剤を写真1に示す。


写真1 フラッシング添加剤

これは特殊油活性剤OX-20を配合しており、オイル交換前にエンジンオイルに混ぜて1000〜1500rpmで10〜15分間アイドリングし、その後、冷めないうちにオイルを抜き取ればいいようだ。価格は303円であった(送料無料)。まずは、写真2のようにジュース缶のプルトップのようなものを引っ張って缶を開ける。


写真2 缶を開けたところ

そして、写真3のように、エンジンオイル注入口からフラッシング添加剤を入れる。


写真3 フラッシング添加剤を入れているところ

このまま10〜15分ほどエンジンを動かし、その後、エンジンオイルを抜き取るために写真4のようにジャッキアップした。


写真4 ジャッキアップしたところ

車の下にもぐるので、必ずウマをかけておこう。車の下にもぐったら写真5のようなサービスホールが見える。


写真5 サービスホール

この3本のネジを8mmのソケットで外すと、写真6のようにエンジンオイルパンにアクセスすることができる。


写真6 サービスホールを開けたところ

ここで、14mmのソケットを使ってドレインプラグを外すと、写真7のようにエンジンオイルが排出されるので、その下にオイル受けを置いておこう。


写真7 オイルを排出しているところ

オイルを排出している間に、オイルエレメント(オイルフィルタ)を交換しておこう。写真8のように、フィルタレンチでオイルフィルタケースの蓋を外す。


写真8 オイルフィルタケースの蓋を外しているところ

蓋を外すと、写真9のように古いエレメントが一緒に外れてくる。


写真9 エレメントを外したところ

写真10に新旧のエレメントの比較を示す。


写真10 新旧エレメントの比較

新しいエレメントには蓋の新しいゴムパッキンが付いてきているので、写真11のように古いゴムパッキンを外して入れ替える。この時、新しいゴムパッキンにはオイルを塗っておこう。


写真11 蓋のゴムパッキンを入れ替えているところ

また、中央突起の先にも写真12のような小さなゴムパッキンが付いているので、これも新しいものに入れ替える。


写真12 中央突起の先のゴムパッキン

そして、写真13のように新しいエレメントを蓋にセットして車両に戻す。ちなみに、蓋の締め付けトルクは25+5Nmだ。


写真13 新しいエレメントをセットしたところ

そうこうしているうちにオイルも抜けたので、ドレインプラグをセットして写真14のように新しいエンジンオイルを入れる。今回はオイルエレメントも交換したので、6.5リットル入れた。オイルはいつものシーホース シングラウド5W-40を使った。


写真14 新しいオイルを入れているところ

これで交換作業完了だ。しばらく走ってみてフラッシングの効果をみてみよう。



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