2016年10月1日(土)
DD2号 ブレーキ鳴き対策 − 再び
以前に「DD2号 ブレーキからの異音 − ブレーキシムグリス 」と題してブレーキ鳴きを直したが、最近再び「キーッ」とブレーキが鳴くようになってきた。ブレーキが鳴いていると貧乏くさいので(まぁ、実際、貧乏なんだけど)、再びシムグリスを塗ってみよう。以前に対策したときは、半年ぐらいはブレーキが鳴かなかった。
シムグリス塗り直しの細かい手順については前回のレポートを参照してもらうとして、今回は作業の雰囲気だけ。
まずは、写真1のようにジャッキアップしてホイールを外す。
写真1 ホイールを外したところそして、写真2のようにしてディスクブレーキの板バネを外す。
写真2 板バネを外しているところキャリパーの裏側にある2本のガイドボルトを外すと、写真3のようにブレーキキャリパーを外すことができる。このガイドボルトは綺麗に拭き上げておくだけで、グリスは塗らない。
写真3 キャリパーを外したところここでキャリパーからブレーキパッドを外し、写真4のように端の部分をやすりで面取りしておく。
写真4 面取りしたブレーキパッドこのブレーキパッドは純正と変わらない効きだけど、ブレーキダストはほとんど出ない。値段はちょっと高いが性能を考えると十分だ。
さて、ブレーキパッドが外れたら、古いブレーキシムグリスをパーツクリーナーで落としてから、写真5のように新しいシムグリスを丁寧に塗っていく。ここではブレーキパッドの裏に塗るのではなく、ブレーキキャリパーのブレーキパッドが接触する部分に塗っていこう。ブレーキパッドの端の部分が当たるところも忘れずに塗ろう。
写真5 シムグリスを塗っているところシムグリスを塗り終えたら、写真6のようにブレーキパッド、キャリパー等を元に戻す。
写真6 ブレーキパッド、キャリパー等を元に戻したところここでは、ガイドボルトのキャップ、板バネ、ブレーキパッドセンサーの配線固定等を元に戻すのを忘れやすいので注意しよう。DDの場合は、4輪作業するとどれかを忘れてしまう・・・。
最後に、写真7のようにホイールを取り付ければ作業完了だ。
写真7 作業後この作業を4輪とも順番にやっていけばいい。ちょっと手間はかかるが難しい作業ではない。
さて、作業後だが、「キーッ」というブレーキ鳴きは全く聞こえなくなった。さすが「鳴き防止専用」と謳っているシムグリスだけのことはある。あとは、この効果がどれぐらい続くかだな・・・。
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