2014年12月22日(月)
ドア内張りのプラスチックピンの台座 − 樹脂用接着剤で
古いE34は、注意しながらドアの内張りを外しても、なぜかプラスチックピンの台座がドア側に残ってしまうことがある。内張りに接着されていた台座が外れてしまうのである。DD号も例外ではなく、これまで何度も内張りを外し、いくつもの台座が外れてきた。その時々で、いろんな接着剤を使って内張りにくっつけてきたのだが、先日、フロント右側の内張りを外した際に、台座やドアポケットが外れてきた。写真1に内張りと外れた台座・ドアポケットを示す。
写真1 内張りと外れた台座・ドアポケット外れた台座をよく見ると、以前にエポキシ接着剤で付けたものであることがわかった。台座につけていたエポキシ接着剤は硬化して爪でパリパリと剥がすことができる。どうやらエポキシ接着剤では、プラスチックピンの台座は接着できないようだ。そこで、今回は、写真2のように120番のサンドペーパーと3Mの多用途接着剤を用意した。
写真2 サンドペーパーと接着剤この接着剤は、いわゆるG13(通称、「ハナクソボンド」)と同じような樹脂用の接着剤である。「接着する両面に薄く塗ってから少し乾かして圧着する」という使い方も同じである。
まずは、写真3のように接着面をサンドペーパーで擦って、以前に使っていた接着剤を取るとともに表面を荒らす。
写真3 サンドペーパーをかけているところ接着する台座の方も、写真4のように念入りにサンドペーパーをかけておく。
写真4 台座にサンドペーパーをかけているところその後、アルコールで接着面を脱脂し、乾かしてから写真5のように接着剤を薄く塗っていく。
写真5 接着剤を塗っているところ接着剤は台座のようにも薄く塗っておく。季節にもよるが、5分ほど乾かした後、台座の接着面を内張りに強く押して接着すると、写真6のように綺麗に台座を接着することができる。
エポキシ接着剤では外れてきた台座だが、今回の接着剤ではどうだろう。手間をかけた分だけ、なんとなくガッチリと接着されているような気がするが・・・。
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