2012年5月13日(日)

ROMチューン! − chachaさんの謎のROM

今日は恒例の湾岸長島PAオフの日だ。天気がいいのでDDも参加させていただいた。まぁ、オフ会といっても、例によって何もせずウダウダしているだけなんだが・・・(笑)。写真1にオフ会の風景を示す。


写真1 オフ会の風景

このオフ会に参加した一つの目的は、ある私的なことで大変お世話になっているchachaさんにお礼の品をお渡しすることだ。うまくchachaさんとお会いできてお礼の品もお渡しすることができたのだが、その際に「いいROMがあるんですけど、逝ってみませんか〜?」、と甘く囁かれてしまった。

ROMといえば、エンジンを制御するコンピュータ(DME)の制御プログラムが書かれているメモリのことである。「いいROM」? これは逝くしかあるまい! 写真2に「いいROM」を示す。


写真2 いいROM?

chachaさんは、さらにDD号に適合するDMEまで持ってきていただいた。これじゃぁ、折角持ってきたお礼の品が帳消しだなぁ・・・(苦笑)。写真3に用意してもらったDMEを示す。


写真3 用意していただいたDME

おまけに交換作業もchachaさんにやってもらった。どんだけいい人なんだ! 写真4にchachaさんが手際よく作業する様子を示す。


写真4 作業の様子

エンジンルーム右側にあるボックスを開けると、その中にDMEがある。まずは、写真5のように、用意してもらったDMEのROMを交換せずにそのまま接続してエンジンがかかるかどうかを試してみる。


写真5 用意してもらったDMEを接続したところ

しかし、スターターセルを回してもエンジンはかからない。一説によると、DMEのプログラムの中にはDMEのROMに書かれている車体番号と、メーターのROMに書かれている車体番号を照合して、合った場合にのみエンジンがかかるようになっているとか・・・。確かにDMEには車体番号を印刷した紙が貼ってある。

そこで、用意してもらったDMEのROMを「いいROM」に入れ替えて車体に接続し、スターターセルを回してみると問題なくエンジンがかかった。おそらく、「いいROM」には車体番号を照合する機能が付いていない(殺してある)のだろう。まずは一安心だ。

その後、写真6のように、MizneyさんにDIS(診断コンピュータ)を接続してもらい、アンドリング状態で簡易状態チェックとディフェクトメモリのチェックをしてもらった。


写真6 DISを接続しているところ

DISの画面には、例えば写真7のような表示が出力される。明るい野外で撮影したので画面が多少見にくいが・・。


写真7 DISの画面例

簡易チェックでは特におかしなところもなく、ディフェクトメモリもDMEを交換したときに電源が落とされたことの記録以外は特に問題ない。というか、DMEを交換しているので以前の情報は残っていないのか?(もしかしたら、メーターのコンピュータに残っている?) いずれにしても、ディフェクトメモリもクリアしてもらった。

さて、「いいROM」の効果だが、交換後にあまり走っていないので鈍感なDDには交換前との違いがわからない(苦笑)。純正のDMEでは6500回転でレブリミッターが効いていたのが交換後は7000回転まで回るようになるらしい。「らしい」と書いたのは、まだそこまで回していないからだ。以前の違う点が見つかったら追記しよう。

末尾ではあるが、いつもお世話になっているうえにROMチューンまでしていただいたchachaさんとDIS診断していただいたMizneyさんに感謝する。



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