2009年9月19日(土)

エアロワイパーの装着 − 激安エアロワイパーは?

最近、つばめさん や あるぴな小僧さんが愛車に流行のエアロワイパー(「軟骨ワイパー」とも言う?)を取り付けておられて、DDも少し気になっていた。なんかカッコイイし・・・。

ただ、エアロワイパーを装着しようとすると、E34の場合、運転席側のワイパーアームのU字フックを逆向きに換えないといけない(DD号は右ハンドル車)。でも、DDは先端のU字部分を切断して逆向きに溶接するとかできないし・・・。と思っていたら、つばめさんから、U字フックを逆向きに付けたワイパーアームをもらった(嬉)。ありがとう! つばめさん!

さて、こうなったらエアロワイパーアームを取り付けたくなるのだが、チャンピオンやボッシュのエアロワイパーは結構高価だ。もちろん、これらを購入して取り付けてもいいのだが、関西人のDDとしては激安品のエアロワイパーも試してみたいところだ。

というわけで、インターネットで「2本で970円」という激安エアロワイパーを購入して取り付けてみることにした。送料は390円である。決して、貧乏だからではない・・・(嘘)。

届いた激安エアロワイパーは、写真1のようなものである。


写真1 激安エアロワイパー

本来、E34は運転席側・助手席側ともワイパーゴムの長さは600mmであるが、今回は運転席側600mm、助手席側500mmのものを購入した。だって、助手席側はいつもフロントガラスから少しはみ出してるし・・・。

エアロワイパーの断面は、写真2のようになっている。


写真2 エアロワイパーの断面

さすが「左ハンドル車、右ハンドル車共用」だけあって、左右対称だ。それでいいのか、「エアロ」ワイパー!?(笑)

ワイパーアームのU字フックを取り付ける部分も、写真3のようにチープな作りだ。


写真3 ワイパーアーム取り付け部分

もちろん、ワイパーゴムだけ取り替え可能、なんて構造にはなっていない。だって、ワイパーゴムより安いし・・・(笑)。

さて、交換作業だが、まずは運転席側のワイパーアームをつばめさんからもらったワイパーアームに交換する。ボンネットを開けると、写真4のように運転席側のワイパーアーム根本の取り付け部分が見える。


写真4 運転席側のワイパーアーム

写真5のように、ワイパーアームの根本に付いているプラスチックのカバーを外す。


写真5 プラスチックカバー

このカバーは、写真6のように先端にツメがあるので、このツメを壊さないように慎重に外そう。


写真6 プラスチックカバーのツメ

プラスチックカバーを外したら、写真7のようにワイパーアームの13mmのナットが見えるはずである。


写真7 ワイパーアームを固定しているネジのナット

写真8のように、レンチでこのナットを外すとワイパーアームを外すことができる。


写真8 ワイパーアームのナットを外しているところ

ワイパーアームが外れたら、ワイパーアームからワイパーブレードを外そう。ワイパーブレードは、写真9の赤矢印のツメの部分を右に押してロックを解除すると簡単に外すことができる。


写真9 ワイパーアームを固定しているツメ

さて、運転席側のワイパーアームが外れたら、つばめさんからもらったワイパーアームを取り付ける。写真10に、DD号に付いていたワイパーアーム(上)とつばめさんからもらったワイパーアーム(下)を示す。


写真10 DD号に付いていたワイパーアーム(上)とつばめさんからもらったワイパーアーム(下)

つばめさんからもらったワイパーアームは、U字フックが国産車と同じ向きに付いている。それに、アームの長さが少し短くなっている。このアームを運転席側に取り付ければいい。写真11にワイパーアームを取り付けているところを示す。


写真11 ワイパーアームを取り付けているところ

ワイパー関係の作業をするときには、必ず、フロントガラスになにか緩衝材になるようなものを置いておかなくてはいけない。

BMWはアウトバーンの高速走行でもワイパーが浮かないように、ワイパーアームをフロントガラスに押しつけるバネが強力になっている。もし、誤ってワイパーゴムがない状態でアームを倒してしまったら、かなりの高確率でフロントガラスを割ってしまう。「ワイパーアームなんて倒さないよ!」と思っていても、意外と倒してしまうものなのだ(笑)。面倒でも、必ずフロントガラスに緩衝材になるもの(タオル等)を置いておこう。写真11では緩衝材としてサンシェードを置いている。

ワイパーアームを取り付けたら、写真12のようにワイパーアームにエアロワイパーを取り付けよう。激安エアロワイパーではあるが、カチッという音とともにしっかり取り付けることができる。


写真12 運転席側を交換したところ

運転席側が交換できたら、次は助手席側である。助手席側は、ワイパーブレードの交換だけなので簡単だ。写真13に助手席側のワイパーブレードを外したところを示す。


写真13 ワイパーブレードを外したところ

運転席側と同じように、助手席側もエアロワイパーを取り付ける。こちらも、カチッという音とともにしっかりと取り付けることができる。


写真14 助手席側のワイパーブレードを交換したところ

ただ、写真15のように、なんか端のほうが浮いている。


写真15 助手席側ワイパーブレードの端(浮いている)

まぁ、これぐらいの浮きは仕方がないか・・・。激安エアロワイパーだし(笑)。ちなみに、ボッシュのエアロワイパーなら、ワイパーの曲率が選べるので、ワイパー端の浮きも少しはマシになるだろう。

さて、エアロワイパーに交換前のDD号のワイパーを写真16に、交換後を写真17に示す。


写真16 エアロワイパーに交換前


写真17 エアロワイパーに交換後

あっ! よく見ると、交換後の運転席側のワイパーアームが少し上になっているようだ。もう一度、ワイパーアームの位置を調整しないといけないなぁ・・・。

ところで、激安エアロワイパーの効果のほどだが、交換後に雨が降っていないので、まだワイパーを試していない。何か問題があるようなら、このページに追記することにしよう。何も追記がないときは、問題もなかったと思っておいてもらいたい。

末尾ではあるが、ワイパーアームをいただいた つばめさんに感謝する。



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