2008年12月8日(月)
E32 エアコン修理 その3(補修編) − あるぴな小僧さんより
前回に続いて、あるぴな小僧さんより、エアコン修理のレポートをいただいたので紹介しよう。
【はじめに】
エアコン修理 その2(分解編2)に続いて、その3をお届けする。この編では分解した機器の補修をレポートする。
【配管の断熱材の補修】
その2で綺麗にした配管に新しい断熱材を取り付ける。今回購入した一式である。
白い筒状のものは家庭エアコンの配管用の断熱材、ピンクの筒状のものは水道用の断熱材で配管サイズに合わせて5種類を用意した。
手前の左はストーブ等に使う耐熱アルミテープ、中央が普通のアルミクロステープ、右がサーモアルミカーボンテープ(耐熱1000℃)である。
エアコン用の断熱材は切りこみが無いのでカッターで切る。
高圧側の配管に断熱材をかぶせる。
アルミクロステープで止めていく。
低圧側の配管も同じように断熱材を巻く。
ホース部分も巻く。
コンデンサー側の配管も同様に施工。
断熱材の施工が終わったらサーモアルミカーボンテープを少し重なるように巻きつけていく。
断熱材の施工が終了した。
なかなか綺麗に出来た。配管の固定バンド(低圧側)が割れて千切れそうだったので新作した。
ステンレス製
現在のコンプレッサーをR−134aに使うにはオイルの入れ替えが必要である。
必要オイル量はコンプレッサーの銘板に書いてある。200ccである。いま現在入っているオイルを抜き取る。逆さまにしてしばらく置いておく。
ところで、コンプレッサーが綺麗になっているのに気付きました? あまりにも汚かったので洗ってみた。気分は新品!(笑)
オイルがオレンジ色なのは、昔漏れを見つけるために入れた蛍光剤のせいである。本当は無色透明だ。ん! なんかおかしい。逆さかにして数十分その間何度もローターをくるくるしたのだが。よくこれで漏れも無く回っていたなぁ。
出てきた量はこれだけ。50cc程だろうか?今回入れるR−134a用オイルである。別にどこのものでも良かったので指定しなかったら画像のものが来た。
容量は250ccあったのであまりの50ccを使ってコンプレッサーの中を洗浄しておいた。
トヨタ純正とある。(笑)たまたま、そばにブレーキオイル用のリフィラーがあったので、それを使って入れた。
吸湿しないように栓をして、組立を待つ。
次回につづく・・・
おおっ! なんかもうすぐ完成しそうだ!
末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただいくあるぴな小僧さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。