2008年7月14日(月)
天下雨滴2の取り付け − あるぴな小僧さんより
今回は、あるぴな小僧さんから天下雨滴2の取り付けレポートをいただいたので紹介しよう。
【はじめに】
今回はレインセンサー天下雨滴2の取り付けを行ったのでレポートする。前回の自動防眩ミラーの取り付けで予告したものだ。
天下雨滴をつけておられる方のほとんどがそうである様に小僧もワイパーが嫌いだ。強めの雨でも連続作動にはほとんどせずに手動操作している。
ウインドウに撥水剤を塗っているせいもあるのだが、手動でも何とか凌げている。でもやはり面倒なものである。何とか自動化できないかと常々考えていた。この商品の存在は知っていたが一歩が踏み出せずにいた。でも、DDさんや他の方のレポートを読んで段々その気になっていた。そこにある部品を入手したものだから一気にその気になり今回のレポートに至った訳である。
【取り付け準備】
購入したレインセンサー天下雨滴2である。ほぼ未使用品をオークションで入手した。出品者がセンサーの取り付けでうまくいかず断念したものだ。かなり安く3.5英世で入手できた。
レインセンサー天下雨滴2センサー部のカバーを外して加工に着手する。
配線カバーはいらないのでカットしてしまう。
カッターで慎重に切断カバー側は少し残してカットした。
これが例の部品である。これを使えるように加工する。
まずルーフ側の加工である。
ルーフ側の加工後
取り付けた状態
つづいてセンサー側の加工をする。カバー側の残りも結局邪魔だったのでカットしてしまった。
そのままで合わせてみる
加工後の状態
横から準備が整ったので取り付けに掛かる。
【取り付け】
センサー部の取り付け位置の確認をする。マスキングテープを使って印をつける。
フロントガラスには日除けにメッシュを張っているので、センサーの付く部分をカットする。
脱脂剤でガラスとプリズムを綺麗にして、プリズムにジェルを塗る。両面テープは上下の2箇所だけにした。
とりあえず試しでトライする(ジェルの分量を知る目的)。
気泡が入ってしまった。ジェルが少し多すぎた。大体の感じがわかったのでもう一度トライする。
ジェルを少なめにしてへらで均し、周囲のジェルを少し擦り取った。
完璧である通電して確認しないとわからないので仮に配線して確認する。
センサー部の線を元に戻す。
基盤側の要らない線は端子ごと抜き取っておく。ワイパーのコネクターを探して、黒/青の線を切断し(黄)と(茶+緑)を繋ぐ。後、(赤)常電・(橙)ACC・(黒)アースを繋ぐ。詳しくはDDさんが説明されているので割愛させていただく。
仮に配線したところ。コネクターをセンサー線、電源線の順で基盤に繋いでセンサー部のLEDをチェック、最初LEDが数秒間点滅していたのでだめかと思ったが、しばらくすると消灯状態になり一安心である。次に配線の仕舞いをする。
ルーフ部の分解
ミラー部の状態ルーフからAピラーを通してダッシュ下に持っていく。ダッシュ下で制御ボックスに繋いで適当なところにタイラップで動かないように固定する。
ミラーやカバー類を元に戻して完成。純正ぽく収まってかなり満足である。
横から見たところ
ミラーの付け根部分
運転席の位置からの目線(全く気にならない)
外から見たところ
正面から見たところ
【作動テスト】
ワイパーを間欠にする。ワイパーが一回作動する。そしてホースで水をかける(動画風に撮影した)。
ホースで色んな水のかけ方をしてみたがなかなか「オモロー!!」である(笑)。
実際に雨の中で作動させてみないと本当の価値はわからないと思うが、そのうち雨に当たるので楽しみにしておこう。あっ!もう梅雨も終わりやんけ!(爆)
追記
「天下雨滴」ではなく、「天下雨滴2」を取り付けたおかげで、間欠スイッチを切り忘れても次の乗車時にワイパーが動くことは無い。
あるぴな小僧さんって、どうしても何かオリジナルな加工をして取り付けないと気が済まない性格のようだ(笑)。
末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた あるぴな小僧さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。