2008年4月25日(金)
E39 純正ナローTVへの地デジチューナー取り付け − タイベル親父さんより
今回はE39の純正ナローTVへの地デジチューナー取り付けレポートをいただいたので紹介しよう。
【はじめの前のつかみ】
あ“〜〜〜っ・・・・、
たぁ・いぃ・べぇ・るぅ〜…おやぁじぃダヨォ〜・・・・。
純正ナローモニターの分際で地デジが見たいなんて言ってる豚野郎は何処のどいつだぁ〜いぃ?…………、
・・・・・・・・、
あたしだよぉー!
【本当のはじめに】
E34な皆様、こんにちは。突然の、この様な立ち振る舞い…どうぞお許し下さい。陽気が良いせいか、人間の大事な部分が壊れかけているタイベル親父でして…(汗)
さてさて、本題です。
何時もの様に、サンジャポのデーブ・スペクター君と、どっちが寒いダジャレかTVを見ながら対決していると…、またまた、フッと思っちゃったんです・・・。テレビって、そのうち全部地デジ放送になるんだっけな…っと!?
家中のテレビには地デジチューナーを付けなきゃいけないんだなぁー・・・・。 あれっ?…、じゃあ車はどうなっちゃうんだろう?…、Dでカプラーなんか売るのかなぁ?
ディーラーに聞いてみると…『売りませんねぇ〜』っと、キッパリ・・・(笑) じゃー、自分でどうにかしないといけません!
早速、BMW@FUNに書き込みましたところ、数々の巨匠の方より暖かい書き込みを頂戴し、いざ『タイベル号に地デジチューナーを付けるオフ』を行いましたので御報告致します。
【準備編 アンテナ】
今回、地デジチューナーはオークションで購入致しました。モカ様やバイキンマン様のアドバイスによると、安物のアジア製品等は出力が不安定なので、あまりお勧めでは無いとのことでしたので、『安心の日本製』なる出品物をゲットしました…。
家に到着した箱書きには…めいど・いん…こっ、こっ、こうりゃ〜・・・。
あ〜っはっはっはっ…、私ってプロの『安物買いの銭失い』なんです!(笑)
気を取り直して、アンテナなんかを弄ってみると…これって防水じゃ無い! しかし、車内に設置しても、はたまた純正ガラスアンテナの同軸に接続しても、余り効果が期待出来ないと、トロール様やモカ様が仰っていたので…、う〜ん外に出したい!
ダミーシャークアンテナっで…ダミーシャークアンテナの中に地デジアンテナを埋めて、屋根にペタッとする事にしました。
ダミーシャークの裏側貧相なフランジにくっつかなそうな両面テープ…、う〜んこれでは風圧に負けてしまうこと必至です・・・。何かでフタをして防水性を高めつつ、接着性の高い加工が必要です!
百均で買ったクリヤーの下敷きシャークアンテナ下部に合わせて、下敷きでフタを作り付属アンテナを埋めます。真ん中にある物体は…はぃ、皆さんご一緒に……?
百均で買ったカッタァ〜・・・、はぁ〜い、これで皆さんも今日からスペクター君を超えました!!(笑)
ダミーシャークに穴を開けます写真の様にアンテナ先端部を通す穴と、同軸ケーブルを通す穴を開けました。アンテナは先に記述した通り、防水加工して無いので、アンテナ先端部には収縮チューブで保護してあり、その先端を数ミリ耐水パテで埋めてます。
地デジシャークの完成付属のアンテナ台用シール(アンテナのマグネットを受ける為の鉄の入ったシールね)をフタに貼り付けて、アンテナが中で暴れないように微調整後、エポキシ接着剤で周りを貼りました。
よく硬化してからアンテナ先端部と同軸ケーブルを通した穴の隙間にも耐水パテでシールしました。晩酌しながら、毎晩シコシコ作っていましたら…家のカミさんの頭から何か出てきました…? なーんだ…ツノかぁ〜(爆)
【取り付け編】
ブッシュコンタクトE39のビデオモジュールに直接接続する為に、専用ピンをディーラーにて購入しました。全部で5本です。
無線機部品屋さんにて購入したメスジャックこれからが難関!、AVと音声のジャックをバラして専用ピンに接続します。
黄色のAVの+が白コネクターの13番、−が14番。音声ジャックは赤、白の+をまとめて4番、−を5番(E39はモノラル接続の為、ステレオの2本を1本にまとめないといけません)
あれっ?…、黄色は黄色、赤は赤…白は黒???
間違えて買っちゃってるぅ〜〜(一流のアホ?)
ビデオモジュールに割り込みビデオモジュールの位置はトランクの中、丁度リヤシート右側背面にあたる位置に有ります。内装取り外しは真ん中の5cm程のキャップ式フタを取り、四隅の内装止めを取るのですが、これって使い捨て?。全然取れなくってしょうがなくポキッと破壊しました。この件に関しては、ディーラーに取り方確認したほうが良いかもですね。
青色コネクタの17番にピンを差込み、車内のコンソールに適当にスイッチを配備しアースにおとします。これが、ギアをリバースに入れたと見せかける為の信号なんですね。
AVピン(黄色)は最短で接続しないと、ノイズが入りやすいそうですよ。
お約束のシート取っ払い新たな発見!、リアシートの真ん中ちょっと下に穴を発見・・・。皆さんご存知でしたか? 何とか、配線が通るサイズなので良かった良かった。
今回もリーサルウェポンのせいじ君がお手伝い地デジチューナーはリアシート座席の下に設置、受光配線と17番ピンの配線を車内のコンソールへ、電源プラグはヒューズボックスから供給です。
付属のシガレット電源プラグが短かったので延長しました・・・。今回も、友人のリーサルウェポンせいじ君がお手伝いに来てくれました! 写真の後頭部が人間兵器せいじ君です(私の出番が少なくって…笑)
チューナー受光部とスイッチはコンソールにコンソールパネルに穴を開けて、チューナー受光部と17番から来る配線スイッチをこんな感じで作りました。ちょっと大きく開けちゃって、受光部が出っ張りすぎですが、見ないことにします。
チューナーリモコンの横には、何やら3本のネジが余っちゃいました…(汗) 自分の頭の中のネジが丁度足らなかったので、後で耳から入れて使いました(爆)
タイベル地デジシャークもうダミーなんて言わせない(笑) タイベル特製地デジシャークを屋根にペタッと! このダミーシャーク、E39の屋根のアールにはピッタリとは合いませんので、対候性ブチルゴムと発泡性ブチルゴムの両面テープを使用して、アールに合わせた厚みを持たせました。
本当は自分の頭に乗っけた写真をと…思ったんですけど…、皆さん怒るでしょう?、私の寒いギャグに(グスン…涙)
走行しても映っちゃうんですなんと、走行してても映っちゃうんです…これっ(驚)! バックカメラを映すようにしてますでしょう。なので車が動いていても映し出すプログラムなのでしょうね…。(安全運転の為、助手席の方用ですけどねっ!) 写真は助手席のカミさんがシャッターを・・・(ピンボケ?)
【さいごに】
映像や音声の感度ですが、まずまずではないでしょうか。私が通勤している地域は、以前の純正TVでは余り映ませんでしたから、それよりは楽しめるかなって感じです。まぁ、個人の感じ方にもよるでしょうが・・・。
ハイスピードでは、残念ながら画像のフリーズや音声の断続が認められますが、3年後の完全デジタル放送化が来ても、慌てずにいられるので良かったと思います。
今回、タイベル号地デジ化におきましては、トロール様、モカ様より御指導頂きましたが、E39@尾張の巨匠、バイキンマン様より直メールにて数々の御指導を賜りました事で、私のような人間でも、成功出来ました。
嫌な顔1つせず、幾度と無く私事の質問に親切、丁寧に御対応下さいましたバイキンマン様に、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
P.S.
今回、トランクに挟まった写真を撮り『シャークだけにサメに食われたぁ〜』とかの寒いギャクを入れようとしましたが…、これ以上書くと、権威、品格のある当該HPに出入り禁止になってしまいそうなので、ガマンしました(笑)
これで2011年になってアナログ放送が終わっても大丈夫だろう。でも、いつもながら、タイベル親父さんのレポートって、テンション高い!(笑)
末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただくタイベル親父さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。