2008年4月17日(木)

フューエルリッドのヒンジ交換 − といさんより

いつもオフ会でお世話になっている といさんにフューエルリッドのヒンジ交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


偽ホイールスポンジXX号でお茶を濁したまま逃げ切った感のある私ですが、今日は先日から破断していたフューエルリッドのヒンジ交換をしたのでレポートを提出します。

交換前のヒンジ部分です。上の方にヒビが入っていてリッドを開閉すると『ギギィ〜』っと、ヤナ音がしています。

コレが新品のヒンジです。P/Nは『HINGE 51171928197』、ディーラー価格で¥1,680でした。

早速外そうとスプリングにドライバーを突っ込んで下に向けて『エイッ!』

すると『バキッ!!』と、スプリングはそのままであっけなく折れました…

外してみるとこんな感じ

しかし折れた弾みでリッドの下部がボディに接触して塗装が一部ペロ…(ノ_δ。)

めげずにリッドから折れたヒンジを外しましょう。

まずはヒンジを寝かします。するとスプリングのテンションは緩みます。

次にスプリングにドライバーを斜め下から差し込んで、持ち手を更に下方へ下げると簡単にスプリングが外れます。この時点で最初にリッドを外そうとした事が間違いだと気がつきました。(・_・?)

先にリッドごと車体からはずし、次にスプリングに着手するのが正しいようです。精密ドライバーなどで今回割れてしまった留めの部分のツメをこじたら外れるのかな? それでも老朽化したヒンジは簡単に折れてしまうんじゃないかな!? 結局同じ結果だったりして…

とにかく、リッドとボディの間にウエスを挟んでおく事をお勧めします。そして今回のように『バキッ』とやるのが早くていい方法かもしれませんね!

何にしても塗装のはがれは先輩方のレポートを適当に眺めてた私への罰だったのでしょう…ヽ(__ __|||)…

反省はさておいて、さらに作業を進めてリッドに留めてあるツメ部分に細いドライバーを差し込みます。

ツメを浮かしながら反対の手でグイグイ押し出します。

すると程なくヒンジが外れます。

外したリッドとスプリングはキレイにしておきましょう。

ヒンジの組み付けは取り外しの逆の手順ですから差し込むだけで簡単にツメがはまり固定されます。

スプリングは、まず画像の上方から引っ掛けます。

次に、下側は少し押し込むだけでこれまた簡単にはまります。

そして折れた古いヒンジのカケラを取り除きます。

リッドの取り付けは上下2つのツメを差し込むだけ〜

破断して割れてしまったヒンジはこんな状態です。

はがれたリッドの塗装は調色してもらったタッチペンでやっつけます。

うん! 言われなかったらわからない!?(笑)

何はともあれ完成です!! リッドの開閉に『バキバキ』言う事もなくなり気持ちよくなりました〜。

コレって総作業時間15分ほどの超お手軽メンテです。

あなたのフューエルリッドのヒンジもきっと破断してますよ!!(爆)


いつもながら詳しいレポートだ。まるでメンテレポートの見本のようだ。DD号のフューエルリッドは、開けたまま固定できず、なぜかすぐに閉まってくる。そろそろ交換しないと・・・。

末尾ではあるが、いつも完璧なレポートをいただく といさんに感謝する。



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