2008年2月7日(木)
ホイールを洗う − medama1goさんより
今回はmedama1goさんより、ホイール洗いのレポートをいただいたので紹介しよう。冬はホイール洗いの季節である(?)。
DD様やboven7様の記事に触発された...訳ではないのですが、ホイールを洗ってみました。
E34な皆様共通の悩みと思うのですが、ブレーキダストって鬱陶しいですよね。私もこれには購入当初より閉口させられており、何か良い手段は無いものかと探しておりました。
以前から時々使っていたのは、DD様の記事にもあったこちら。
パープルマジック マグナショットという商品名のものです。カー用品店で800円前後で売られているものです。どうやらこの中に含まれる「チオグリコール酸アンモニウム」なるものが鉄粉を溶かして落とす主成分らしいということですが、他のホイールクリーナーに比べ割高なのが玉に瑕。
そこで同じような成分を含む物を探していたところ、オークションでその名も「THE 鉄粉除去」なるものを見つけました。この手の商品は、余り良いインプレッションを見たことが無いもので、ここは一つ、3000円程と私的には結構するのですが、人柱もかねて購入してみました。
購入したのはこちら。
ヤフオクで2800円。送料込みで3000円ちょっとです。内容量は1L、1倍〜3倍に薄めて使用するタイプとの事で、3倍だと3Lの洗浄液が作れます。(あたりまえやん)
ホイールを洗うにあたって、DD様を見習いホイールスポンジ2号を作成。
1号との違いは接着剤を使用せず、割り箸にささくれを作ってスポンジを固定している点。だからどうだと言う訳ではないですが^^;。
これが洗浄前のホイール
不精がたたり、かなり良い感じにブレーキダストが堆積しています。
ここへ水をかけ、3倍に薄めた洗浄液を先ほどのパープルマジックの空きボトルへいれ、ホイールへスプレー。しばらくすると、鉄粉が反応し、紫色になって溶けてきます。
この辺りはパープルマジックと全く一緒。違うのは、洗剤分を含まないため、泡状ではなくさらっとした液体のままということ。したがって、すぐに下の方へ垂れてしまいます。
そのまま何もせずに水で洗い流してみたのがこちら。
国産車や、まめに洗車する人ならこれで十分綺麗になるかもしれません。が、不精のたたったホイールはこの通り。
こびりついたダストは一筋縄ではいきません。そこで原液をスプレーし、2、3分の後スポンジで擦ってみました。
で、水で漱ぐとこの通り。
完璧とはいきませんが、何とか見るに耐える状態までは復活しました。
少し離れてみれば...ね?
この後のホイールも同様にして掃除したのですが、洗剤との併用に興味が沸き、洗剤の泡がホイールを包んでいる状態で鉄粉取りをスプレーしたところ、これが問題なく反応します。
ここで疑問が。この時、鉄粉取りの濃度はかなり薄いはず。5倍くらいならいけるのではないかと。
早速スプレーボトルへ水を追加。約5倍くらいの濃度になったところへ、台所用洗剤を5%ほど追加。それをホイールへスプレーして軽くこすってみると...
洗剤の泡がホイールにまとわりつき、鉄粉取りもじっくりと反応しているようで、なかなか良さそうです。
これなら、オリジナルホイールクリーナーとして十分使えそうです。また、今使っているホイールクリーナーに追加して、鉄粉取り能力アップとしての使い方も出来るように思います。
結果、5倍でも十分に使えることが判明。つまり5L分の洗浄液が出来るわけですね。
ここでパープルマジックとの比較をして見ますと、パープルマジックが800円とします。これは内容量は500ml。鉄粉取りが5倍で使用として5L、パープルマジックの10倍にあたります。
ということは、約3000円の投資で8000円分に匹敵する効果が得られると思えば、これは結果的にはかなりお得、と言えると思います。なお、私は該当業者の回し者ではありません。
ちなみに、パープルマジックのボトルですが、スプレーの口ってこんな感じになっていると思うのですが、このままだと拡散せずに使い難くないですか?
そんなときは、このノズルを引っ張ってしまいましょう。するとこんな普通のノズルになります。
このほうが広範囲に均一にスプレーでき、作業もはかどります。
なんだか久しぶりに、ホイール掃除が楽しかった気がしました。
これは貴重な人柱レポートだ。でも、もうちょっとこまめにホイールを洗った方がいいと思うんだが・・・(笑)
末尾ではあるが、いつも丁寧で面白いレポートをいただいくmedama1goさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。