2008年1月19日(土)

E39 LED点滅・アンサーバック・ドアミラー開閉装置の取り付け − モカさんより

先日、モカさんよりルームミラー下LED点滅 & アンサーバック回路にドアミラー連動格納機能を付けた回路の制作依頼があったので、依頼通りに作成してみた。うまく動作したらしく、モカさんより取り付けレポートが送られてきたので紹介しよう。


E39のドアミラーLEDウィンカーで飽き足らず、ついでにドアミラーの開閉も一緒にできないか、ということでDD様に回路の開発を依頼して数時間・・・・

『できましたからテストしてみて下さい』との返事。

『ウッソー、さっき依頼したばっかりなのに早くも?』

というわけで、翌日我が家に下記のような回路が届きました。

モカ号は2000年前期型ですがディーラー設定でLOCK時のみアンサーバックが1回点滅する設定になっています。ということでLOCK時のハザード機能は無しにしていただきました。

そしてこのすぐれ物の特徴を言うと、

LOCKで
  @ハザードが1回点滅(これはディーラー設定済みです)
  Aドアミラーが格納する(ミラー切替SWが運転者側のとき)
  BルームミラーのLEDが点滅開始(点滅パターンは固定です)

UNLOCKで
  @LED点滅停止
  Aハザードが2回点滅
  Bドアミラーが開く(ミラー切替SWが運転者側のとき)

このミラー切替SWが運転者側のときというのがミソです。ミラー切替SWが助手席側にあるときは開閉しません。

モカ号は雪の多い地方なので凍結の恐れがある季節には自動で開閉しないほうがいいんです (^。^)

そういうわけで早速、ごえもんさんやタイベルおやじさんの取り付け例を参考に、わがモカ号にも回路の取り付け開始します(回路の取り付け方は省略します)。

回路の配線はドアスイッチのPWモジュールにも結線する必要があります(正式には「運転席ドアモジュール」「SWITCH UNIT DRIVER'S DOOR」というらしい)。

運転席のPWモジュールをひっぱり出して裏のコネクタをはずします。

中をあけてみると上下にふたつの基盤が見えます。

トルクスねじをゆるめてボタン側の基盤をはずします。

とりはずした状態のPWモジュールのボタン側です。

基盤側です。上の矢印のボタンがドアミラー格納のプッシュSWです。下の矢印のSWがミラー切替SWです

ドアミラー格納のプッシュSWを拡大したものです

ドアミラー格納のプッシュSWの裏側で矢印のところにハンダ付けで結線します(赤線)。

ミラー切替SWの拡大です。矢印のところに結線します(白線)。

基盤を取り付け元にもどします。配線は切り込みをいれて横から外部に出します。

ここで一度、回路と結線し動作の確認を行います。

ドアミラーウインカーの点滅OK! 満足!

LED点滅OK! 大満足! もちろんミラーの開閉もちゃんと動くことを確認しました。

うまく動作することを確認したら、本配線です。配線時には、車体からドアまで配線を通さないといけません。

まずは、PWユニットからの配線にカプラーを取り付けます。

ドアの内張りをはずします。

内張りの中のウレタンをめくってみます。

ドアから車体への蛇腹のゴム管です。ここを通して車体側へ引き込みます

車体側はボンネットオープナーをはずしカバーをはずします

ここで困ってしまいました。中にはライトモジュールがありおびただしい数の配線の束があります。しかもその奥のドア側との間にさらに別室があるようです

赤線のように通したいのですが私の技術では無理です。針金をつっこんでやってみましたが室内側には到達しません。

どうしても取り付けたかったので矢印のようにモールの間を通して室内側へ(軟弱なモカです ^^;) ズルしちゃいました。

ここを通すのに簡単にできる方法をご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい m(_ _)m (課題が残ってしまいました)

あとは簡単です。あっという間に取り付け完了です。

 

取り付けてからの感想

@とにかく便利
ALED点滅がカッコいい
Bすべて自己満足

以上、リモコンによりアンサーバック・LED点滅・ミラー開閉とすべてが可能になりました。DD様お世話になりました。感謝 m(_ _)m


いかがだろうか? ドアミラーの開閉がリモコンキーと連動するのは便利かもしれないが、ドアまで配線を通さないといけないのと、運転席ドアスイッチモジュールを分解して配線しないといけないのが面倒だ。

末尾ではあるが、面白いレポートをいただいたモカさんに感謝する。送っていただいたカニも美味しかった!!



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