2007年5月23日(水)
電動ファンの交換 − まるおさんより
今回は、まるおさんより電動ファン交換のレポートをいただいたので紹介しよう。
最近暑い日が続いていますね。
ここ数年、夏が近づくと憂鬱な気分に。。。何故なら、電動ファンのヒューズが週に数回のペースで飛んでしまうからです。
一気(ヒューズを交換し再起動したとたん)にヒューズが飛ぶ時と、徐々にヒューズが溶けて飛ぶ時がありますが、詳しい原因は判りません。
判っていることは、「電動ファンがHIGH側で回転するとヒューズが飛んでSTOPし、水温計の針が右に動き出す。」ということだけです。
リレーを交換しても、ファンを取り外して清掃らしきことをして見ても状況に変化なし。クーラーを使わなくても良い体に体質改善すれば良いのですが、それは無理な話です。
一時はHIGH側のリレーをはずし、いつもLOW側のみ動作するようにしていました(この状態ですとヒューズは飛びません)が、真夏の渋滞では大変不安です。
そこで今回、思いきって電動ファンを交換することとしました。
まず、電動ファン(OEM品)をIPSより購入。
ついでに、スラストアームも購入しました。(こちらは工場で点検時に交換していただきました。)
今回の買い物は送料込みで約460ドル。(日本円で約5万5千円) 純正の電動ファン代でOEMの電動ファンとスラストアーム(ブッシュ付き)を買うことが出来ました。
さて、交換作業開始です。
Fバンパー、グリルをはずします。(はずし方は皆さんご存知のことと思います。)
そして、目的のファンをはずします。(ケーブルのコネクターとラジエーターに3箇所で固定されている部分をはずすだけです・・・)
3箇所の取り付け部分は潤滑剤を吹き付けて1つずつ引っ張ってはずしました。
一緒にホーンもはずすと少し作業が楽になると思います。
ファンがはずれました。
順調に作業が進んだので、新旧のファンを比較してみます。
純正品はカナダ製です。羽の部分もしっかりしている感じがします。
一方、OEM品は、何故か安っぽいです・・・
よく見ると、
- 熱収縮チューブの被膜が少し破けている
- 収縮しすぎて(?)線が見ている(笑)
というような、お粗末な部分を見つけてしまいました・・・
本来ならば、きちんと処理するべきだとは思ったのですが、ビニールテープで巻くだけで見ない振りをすることにしました。
これ以上見ていると何か見つけてしまいそうなので、さっさと取り付けます。
後は、グリルとFバンパーを元に戻します。
はい。出来上がりです。(ここまでは良かったんです)
さて、動作テストをして見ましょう!!
エンジンスタート エアコンON!! ファンが回ります。
ブーーーン(???)
音と一緒に車が微かに揺れているーーーっ!!
純正品の時には全く気づかなかった音と揺れが・・・ 自分で何かの作業を行うと、いつも何かが起こります(トホホ・・・)
回転している様子を眺めてみると、羽が微かに上下動しているような気がします・・・ どうもバランスが取れていないようです・・・ (そう言えば、純正品には羽の2箇所にウェイトが取り付けられていました)
バンパーつける前に動作テストすれば良かった・・・後悔 (よく考えると、普通はバンパーつける前にテストしますよね・・・)
暫く我慢していれば、部品も馴染んで揺れがなくなるかな?・・・願望 (お願いだから治まって!!)
今年の夏もヒューズが飛ぶようだったら、きっと配線に問題があるのだろう。その時には純正品に戻そう・・・
「安物買いの銭失い」このような結果にならないことを願うばかりです。
どうやらファンのバランスが取れていないようだ。タイヤの場合はバランサーでバランスを取ることができるが、ファンの場合はどうするんだろう?
末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた まるおさんに感謝する。きっと、近いうちに「電動ファンのバランスの取り方」というようなレポートをいただくに違いない(笑)。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。