2005年12月9日(金)
バッテリー延命装置 − 貧乏若造さんより
今回は貧乏若造さんより「バッテリー延命装置」のレポートをいただいたので紹介しよう。
CCMチェックに引き続き、電気系メンテです。
今回は「バッテリー延命装置」取り付けです。
(※これ以降の「バッテリー」と言う表現は自動車用鉛バッテリーを指します。)バッテリー延命装置ってなんぞや?てな方の為に簡単に説明すると・・・。
まずバッテリーの寿命って適切に使用して大体2〜3年と言われています。しかしながら4〜5年使えちゃう方もいれば1年で駄目になっちゃう場合もあります。
ではバッテリーってそんなに脆い物なのか? 不安定な物? と言うとそうではないらしく、バッテリー内の電極板は工業規格に則って作られており、寿命は10年で計算されている様です。
ますます判りませんねぇ、だとすると何故2〜3年なのか?
バッテリーは化学反応により電気を貯めているのですが、その化学反応から出たカルシウム性の物質が電極版に付着し、電気の流れを阻害する事によりバッテリーの性能が衰える=寿命となる様です。
「ではそのカルシウム性の物質を電極板から振り落とそう。」と言うのが巷に出ている「バッテリー延命装置」です。
※ちなみに顆粒状や液状のケミカル品等はこの物質に対しての効果は一切ありません。実はこの手の装置は以前から出ていた様なのですが、如何せん「嘘くさい」で、しばらく様子を見ていたのですが、先日バッテリーが上がってしまった為に今回このような装置をまた調べ始めた訳です。
今回ゲットした装置は「のび〜太12」。
名前からして怪しいですが、この装置は三菱系の子会社が作っているようで、技術的にもカルシウム状の物質をイオンによってまたバッテリー液に還元する仕組みらしいです。
(今まである延命装置は電極板に強いパルスを与えて振動させて物質を剥離させていた様です。)
んんん〜、なんか色々書きましたが面倒くさくなって来たので技術的に興味のある方はネットで検索してみて下さい。 ※ちなみに私が買ったのはこちら
で、肝心の取り付けです。(やっとかよ! と言った方、お待たせしました)
まず今回来た物がこちら
送られてきた物。今なら送料+モンキーがサービスらしい
パッケージ側面。製造会社と、製品仕様が簡単に・・・
中身。本体と、簡単な説明書と、両面テープ。これだけ
本体裏面。シンプルなもんです。で取り付け。バッテリーの極性に合わせて付けるだけです。以上!!(笑 ちゃんと付いているか?稼動しているか?は、LEDが付きますので判ります。
取り付けたところで、肝心の体感ですが、まず付けて直ぐエンジンを掛けるとファーストアイドルがなんと1,000rpm!? と思っていたら数分でいつもの回転数で落ち着きました。
で、ちょっと吹かすと偉く回転がシャープな気が・・・ 「ちょっと6,000位回すか・・」と踏んだ所一気に到達。怖すぎ!(笑
で回転の落ち方もまたシャープ! 普通はメーター針がスムーズに落ちて行きますが、一気に回転落ちしているためか、2段階位引っかかる感じと言うんでしょうか? 「ストン・トン」てな感じで落ちます。
ただ気になるのが、回転を上げた後スムーズにアイドル回転数に戻らずに落ち着かず、ちょっと下がってからまた上がって安定する感じです。ちょっと不安です。もしかするとDMEが学習中なのかも知れません。
何れにせよ長期的な観察が必要ですね。
どうやら「のび〜太」はDDが以前に製作した「バッテリー復活装置」と同じ原理のものらしい。効果の方は貧乏若造さんのレポートにあるように長期的に観察しないとわからない。だが、DD号のバッテリーは車を購入してから5年と3ヶ月ぐらい無交換である。もしかすると、「バッテリー復活装置」が効いているのかもしれない。あと3年ぐらい保てば、その効果は明らかだろう。
末尾ではあるが、いつも人柱な(?)レポートをお送りいただく貧乏若造さんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。