2005年11月10日(木)
ブレーキフルード補充? − medama1goさんより
今回もmedama1goさんよりメンテレポートをいただいたので紹介しよう。今回はブレーキ
ネタ関連のレポートである。
先日仕事の帰り道、某幹線道路を気持ち良く走行中、どこかで聞き覚えのある音が...
「ぽ〜ん」
ん?ま、まさか素人施工したヘッドガスケットが抜けてしまい、再びオーバーヒート地獄か!? と、冷や汗を掻きながらインパネを確認すると、「LOW BRAKE FLUID」の文字が。
オーバーヒートの警報では無い事に安心しながらも、あまりブレーキに負担をかけないように帰宅。
ボンネットを開けて確認すると...
見事に下限ギリギリ。これじゃぁ、文句言われますがな^^;
とりあえず減りすぎてエアを噛まれると怖いので、フルードの補充をすることにしました。
リザーバーのふたを開け...
急場しのぎで入手した某国産用ブレーキフルード100cc
これをあふれないように気を付けながら、リザーバーへと注ぎ込みます。
何とか、上限レベル付近まで補充完了。結局100ccの補充用フルード、すべて入ってしまいました。(@_@)
補充しておいて言うのも何なのですが、本来ブレーキフルードはエンジンオイルなどと違い、消費され減るという要素のないものです。
したがって、通常フルードのレベルが低下している時は、ブレーキのパッド、ディスクなどが磨耗している、あるいはフルードラインからの漏れが発生している、といった状況にある場合があります。
で、私の場合、とりあえず、フルードの漏れは見当たらず、パッド、ディスクローターの磨耗を見るため、フロントタイヤを外してみました。
キャリパーののぞき窓から...「パッドはまだあるな。」
ローターの厚みを見ようと、キャリパーを外しにかかったところ... 「何じゃこれは!?外れへんがな!?」
ローターが完全にお盆状態になってしまっていて、そこにはまり込んだパッドが引っかかって、外れないのです。
何とか強引にドライバーでコジッて外し、スケールとノギスで計測すると... 「ふん、約18mmか...え〜っ!磨耗限界は20.4mm!?あかん、減り過ぎやんか」 そりゃ、フルード無くなる訳です。
というわけで、次回のネタは「ブレーキパッド&ローター交換」に決定!!
ローターが減りすぎていたためにブレーキフルードの警告が出たようだ。でも、ブレーキローターの交換時には、ブレーキキャリパーのピストンを押し戻さなければならず、ブレーキフルードタンクの上限近くまでフルードが入っている場合には一度吸い出さなければならない場合もあるようだ。ブレーキフルード警告が点灯した場合には、まずフルード漏れとパッド・ローターの摩耗を点検したほうがいいだろう。
末尾ではあるが、連続してレポートをいただいたmedama1goさんに感謝する。(実は、前回のサンルーフレポートを含めた3部作レポートをいただいた)
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。