2005年9月21日(水)
ドアミラーの傷 − コンパウンドで磨く
先日、スーパーで買い物をした後、帰ろうとして駐車場に止めてあるDD号のところまで行ってみると、隣の白い車の方が「すみません・・・」と話しかけてきた。
「なんだろう?」と思って話を聞いてみると、隣の白い車を駐車するときに、DD号に当ててしまったらしい。奇特なことにDDがスーパーから出てくるまで待っていたそうだ。
当たったところは運転席側のドアミラーだったが、そのときは夜だったのでどのような傷かよくわからなかった。とりあえず、その場でドアミラーの写真だけ撮って、後で連絡することにした。
翌日、明るいところでよく見てみると、どうやらドアミラーのカバーに白い塗料が付いているだけであった。写真1に白い塗料の付いたドアミラーを示す。
写真1 白い塗料の付いたドアミラー白い車の人には「塗料が付いただけなので弁償してもらわなくてもいい」ということを電話で伝え、早速コンパウンドで磨いてみた。使ったコンパウンドは写真2のようなものである。DDはコレしか持っていない(笑)。
写真2 コンパウンド写真3のようにコンパウンドで磨くと、しっかり白い塗料が落ちていく。
写真3 コンパウンドで磨いているところ2〜3分ぐらい磨くと、完全に白い塗料が取れた。写真4に塗料が取れたドアミラーを示す。
写真4 塗料が取れたドアミラーちょっと塗料が付いたぐらいならコンパウンドで磨けば簡単に落ちてしまう。
今回、白い車の人は正直に車を当てたことをDDに言うためにDDがスーパーから出てくるのを待っていた。高校生ぐらいの子供も同乗していたので、子供の手前、正直に当てたことを言ったのかもしれない。
しかし、世の中のどれぐらいの人が、隣の車のドアミラーに少し当てたぐらいで正直にそのことを言うであろうか? その場からすぐに逃げれば、誰が当てたかは全くわからないだろう。もし、DDが同じように駐車場で隣の車のドアミラーに当ててしまったら、その車の持ち主の帰りを待って言うだろうか?
この機会に、このような状況で「正直に言うこと」と「逃げること」のメリットとデメリットを考えてみた。そして、正直に言うことの大切さと逃げることの愚かさが少しわかったような気がした。
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