2004年12月29日(水)
オプティマバッテリー装着 − kuniさんより
冬になると気温が下がり、バッテリーがお亡くなりになることも多い。そう言えば、DDの車ももう4年以上バッテリーを交換していないなぁ・・・。定期的にバッテリー液は補充しているのだが、そろそろヤバいかも?
今回は、kuniさんからオプティマバッテリー装着のレポートが届いたので紹介しよう。
私は普段電車通勤のため、E34に乗るのは週末が中心ですので、この季節(冬)になると、土曜日の最初のセルが非常に心細い状態になります。(1回目での始動に失敗するのではと心配になるほど弱々しいです)
一度エンジンが掛かってしまえば、日曜日までは問題ないレベルなのですが、常に週末しか乗らない(乗れない)使い方のためどうやら愛車のバッテリーは相当弱っているらしく、エンジン始動前の電圧を測定すると12Vを切っておりました。
そこで、来月の車検を機にバッテリーを交換しようと思っていたのですが、年末年始でバッテリー上がりを起こしても困るので本日交換いたしました。
どうせ交換するならばと「OPTIMA」を装着してみました。岩野師匠の例にならい、横倒しで搭載しております。
以下はそのときの画像とその説明でございます。
今までのバッテリーの搭載状態です。車両の後方から前方に向かって撮影した状態です。マイナス端子の位置が左(俗にいうL)です。
取外した(旧)バッテリーとOPTIMAのサイズ比較ですね。純正のバッテリーの高さが175mmに対してOPTIMAは195mmあります。 端子の分だけOPTIMAの全高が高いです。ちなみにOPTIMAの型番はレッドトップの1050Sです。
奥行きはどちらも175mmで同じです。OPTIMAの端子位置は。マイナス端子の位置が右(俗にいうR)です。写真は上下が逆に写ってます。この端子位置ですが、間違えた訳では無くて、搭載方法(横倒し)との関係でこちらを選択しました。
幅は純正バッテリーが275mmに対して、OPTIMAは254mmになります。OPTIMAのほうが、2cmほど小さいですね。最初の写真を見ていただくとわかりますが、元々バッテリーの左右にはまだ余裕があるので、さらに隙間が広くなります。
さて、実際の作業ですが手順は以下のとおりなのですが、写真がありません。今回もあとに予定があったためにかなり急いで作業を強行してしまいましたので、写真をとる余裕がありませんでした。
- マイナス端子を外す(13mmのナット)
- プラス端子を外す(こちらも13mm)。外したプラス端子ケーブルが不用意にバッテリーの端子に接触しないように、ケーブル端子自体に軍手等で絶縁保護を施す
- バッテリーを固定しているステーを外す(+のネジと10mmのボルト)
- 充電時のガスを車外に排出するホースが接続されているので外す
- 旧のバッテリーを車外に出す
- メインヒューズのBOXを一時的にフリーにする(10mmのプラナット)
- OPTIMAを横倒しに搭載する
- ケーブル端子が充分届くことを確認し、OPTIMAを元のステーで固定
- プラス端子、マイナス端子の順にOPTIMAに接続、ヒューズBOXを戻す
こんな感じですが、少しだけ写真があるので解説します。
OPTIMAの全高が高いので横倒しで搭載するのですが、その際の作業性を上げるために、プラス端子から伸びているメインヒューズが格納されている樹脂製BOX(黒いやつ)の固定を一時解除します。こいつは10mmの樹脂ナットで固定されてます。
写真ではプラス端子にケーブルが接続されてますが、車体側のプラス端子ケーブルには余長がほとんどないので、バッテリーの位置を確認するために、一時的に接続しているところです。仮接続が終わったら端子ポールには購入時に付属している樹脂キャップをかぶせておいてショートに注意します。
固定ステーの「曲り」具合を考えて、OPTIMAを車両前方側に目一杯寄せて、車体底部側の固定位置でこの程度余裕がある状態にします。でないと、ステーを固定するボルトが付け辛いです。
新旧のバッテリーの形状の違いのため、固定ステーを若干加工しないとステー上側のネジ穴が車体側まで届きません。これがオリジナルの固定ステーです。
画面の右方向に長さが欲しいので、垂直面とバッテリー上面の押さえ部が元々90度だったのを角度をゆるくして、それ以降の角も長さをかせぐように足で踏んで加工?しました。
固定状態を確認してみると、前後方向は充分だったのですが、左右と天地方向がちょっとルーズだったので、トランク等に敷く、滑り止めマットをカットして、OPTIMAの下とステーとバッテリーの当たり面にはさんでおきました。天地方向はまだゆるいのでそのうち対策します。
装着後の感想ですが、非常に快適です! エンジン半回転で始動します!(ウソ、でも感覚的には一瞬です)
以前のバッテリーよりも容量的には少し小さくなってしまいますが、CCA値は大きくなってますし、ドライバッテリーのほうが、自己放電が小さいらしいので週末のみ使用でも大丈夫かな?と期待してます。
OPTIMAは「高い!」というイメージがあるかもしれませんが、旧バッテリーと比べても某オークションで調達すれば0.5諭吉ぐらいの違いですので、これで4年持ってくれれば逆にお買い得かも知れません。
ちなみに、普通のバッテリーは希硫酸が入ったウェット型の鉛蓄電池であるのに対して、オプティマはドライ型のバッテリーである。中に液状のものが入っていないので、横倒しにして設置しても問題ないようだ。
末尾ではあるが、いつも丁寧な説明のレポートをいただくkuniさんに感謝する。
ご質問はddkunnejp【@】gmail.comまで。